MLBエンゼルスが今季の日程とSGA(本拠地配布グッズ)のプロモーションを発表した。追加の可能性はあるが、本拠地のエンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムで、日本でも人気が高まってきたバブルヘッドは3試合で配布される。大谷翔平投手兼外野手が2試合、主砲のトラウト外野手が1試合となった。大谷のSGAはルーキーイヤーの18年に1試合、昨季は4試合、今季は5か月連続の5試合となった。
大谷のバブルヘッドは4月24日の対ホワイトソックス戦で昨季のサイクル安打達成を記念したもの、5月1日の対ツインズ戦では映画「スターウォーズ」とコラボし、人気キャラクター「オビ・ワン・ケノービ」に扮したものが先着3万人の来場者に無料で配布される。大谷のバブルヘッド2種以外の3試合は
6月12日 対マリナーズ戦 =スノーグローブ
7月31日 対マリナーズ戦 =ビンテージシャツ
8月19日 対メッツ戦 =ピロー(枕)
となった。
6月12日の対マリナーズ戦でのスノーグローブも、球体のガラス(プラスチック)容器の中に大谷の小さいフィギュア(もしくは写真)が入り、液体の中で雪が降っているように見える、貴重品。昨季はなかったグッズだ。
昨季まで、エンゼルスのSGAといえば、トラウトのグッズが多かったが、今季のトラウトは、4月4日の対アストロズ戦で配布される、昨季の3度目のMVPを記念したバブルヘッド1試合だけ。バブルヘッドだけでなく、SGA全体でも大谷が圧倒する「衝撃」の日程となった。
ただし、同じカルフォルニア州にあり、エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムから高速道路を使えば1時間ほどの距離にある、ドジャースの本拠地・ドジャースタジアムでは18試合でボブルヘッドを配布する。6月以降の試合は誰のバブルヘッドを配布するかを順次、発表するが、昨季の13試合から5試合も増えた。バブルヘッド以外のSGAもグッズも多くなっている。
さらに、今季は秋山翔吾外野手がレッズ、筒香嘉智外野手がレイズ、山口俊投手がブルージェイズへ移籍した。レイズとブルージェイズは1月初めの時点で、プロモーションの日程を発表していないため、筒香と山口のバブルヘッドを含めたSGAが配布されるかは未定。レッズは6試合でバブルヘッドを配布するが、7月31日の対レイズ戦、8月12日の対カブス戦の2試合は対象の選手は未定で、活躍次第ではどちらかで、レッズ初の日本人プレーヤーでもある秋山のバブルヘッドが登場する可能性はある。
cove【ライター】
国内外のベースボールカードやコレクションアイテムを収集し続けて30年。元スポーツ紙ライター。