株式会社エポック社は3月4日、「#51 Ichiro Suzuki-ORIX Blue Wave Super Luxury Baseball Card Collection」を発売することを発表した。NPBオリックス時代のイチロー氏の偉業を振り返る超高級版ベースボールカードと告知されたこの商品は限定250ボックス。発売は5月1日に予定されている。
エポック社はこの日の午前中にツイッターなどでこのビッグニュースを電撃発表。予約方法など詳細までは告知されてなかったため、ミント各店舗に問い合わせが殺到。店舗まで直接、足を運んで詳細を確認するコレクター、ファンもいた。
この日、告知されたセットの内容は
・1ボックスからイチロー氏の直筆サインカード(直書きサイン)が1枚出現
・各直筆サインカードの限定枚数はずべて5枚以下
・すべてのカードに現定数を示す「シリアルナンバー」が打刻される
もちろん、イチロー氏の直書きサインカードというだけでも「スーパーな価値」があるが、オリックス時代の写真を使ったカードということでさらに「ウルトラスーパーな付加価値」がついた。
2019年の日本開幕シリーズで現役引退を発表し、現在はMLBマリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏は今春のキャンプでも精力的に動き、現役時代と変わらない姿を見せている。オリックスにはドラフト4位で入団した92年から2000年まで在籍。残念ながら9年間でサインカードを封入したことはなかった。
昨年2月に発売になった「EPOCH 2019 大谷翔平オフィシャルコレクション『THE ONE & ONLY』」
に続く超高級版シリーズ。大谷の場合は1ボックスカード4枚入りで本人着用済みユニホームカードと直書きサインカードがそれぞれ1枚を封入。販売価格は1ボックス13万円にもかかわらず、即完売となった。
あくまで予想だが、気になる価格はこの大谷のセットが参考にはなるが、さまざまな条件を考慮しても20万円前後になるのは間違いなさそう。それでも、即完売は必至。この生産数の少なさでは、予約もできるのか、できないかもわからないというところだろう。
cove【ライター】
国内外のベースボールカードやコレクションアイテムを収集し続けて30年。元スポーツ紙ライター。