MLBロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手がTOPPS社と、トレーディングカードに関する同社史上最大の個人契約を締結した。米「スポーツ・ビジネス・ジャーナル(SBJ)」が報じた。
TOPPS社はまだ、公式には発表していないが、同社のデビッド・レイナー副社長兼GMが「SBJ」の取材に答えた。「我がTOPPSがこれまで結んだアスリートとの契約の中でも最大で最長のもの」と具体的な契約金や契約期間は明らかにしなかったが「生涯契約」ともいえる内容の模様だ。
TOPPS社は今年、ベースボールカードを発行して70周年を迎える。2009年からMLBとトレーディングカード発行に関して独占契約を結んでおり、トラウトとは14年からは直筆サインカード、試合で使用したジャージーなどのメモラビリアカードを発行する契約も結んでいた。今回の契約にはメディアでの肖像権の利用やイベントへの出演なども含まれる、という。
TOPPS社では4月1日のMLB開幕に合わせて、キャンペーンなどで全面的にトラウトを使い、同社の商品制作や広報活動を展開していく。
トラウトのトレーディングカードではルーキーカードのTOPPS「2009 BOWMAN Draft & Prospects」の「Super Fractor」が昨年9月、現役選手では最高額となる390万ドル(約4億2900万円=当時レート)で落札されている。
トレカジャーナル編集部