先週の土曜日、実家のある熊谷で開催されたトップリーグ、パナソニック ワイルドナイツ対ヤマハ発動機ジュビロの観戦に行ってきました。
昨年は、見に行こうと思ったらシーズン途中で中止。今年も1月に新国立の試合が緊急時代宣言で中止となったので、何と初めてのトップリーグ観戦となりました。
ラグビー観戦歴は長く、1975年の日本代表対ウェールズ代表戦が初観戦で、一昨年のラグビーワールドカップも決勝を含めて6試合観戦しました。そのラグビーワールドカップでの盛り上がりは凄かったですね。「ONE TEAM」や「にわかファン」という言葉が流行ったほどで、大会を通して総観客数は170万人を超えるほど。日本代表の初の決勝トーナメント進出に日本中が沸いたと思います。
そのワールドカップの勢いが、昨年の新型コロナ感染拡大防止で試合が中止になり、しぼんでしまうのではないかと心配になったほど。
かつては早明戦を含む大学ラグビーが実業団より賑わい、釜石や神戸製鋼の頑張りはありましたが、日本代表はワールドカップの常連とは言え殆ど勝てず、コアなファンだけのものという感じでした。そんな状況でしたが、2015年にイングランドで開催されたワールドカップで強豪南アフリカに奇跡とも呼ばれる劇的な勝利を挙げた事で、一躍注目を浴びました。そして2019年の日本大会では、強豪アイルランド、スコットランドを次々と撃破しての快進撃。日本代表選手たちの名前も全国区となりました。
今季のラグビートップリーグにはオールブラックスのボーデン・バレット選手を始め、同じくオールブラックスのキアラン・リード選手、オーストラリア代表のマイケル・フーパー選手、スコットランド代表のグレイグ・レイドロー選手、南アフリカ代表のマカゾレ・マピンピ選手などなど、超大物選手が続々と加入し、楽しみは倍増です。
今回紹介するカードは、ベースボール・マガジン社から2016年に発売された日本ラグビー代表カードセットの中から、五郎丸歩選手と福岡堅樹選手の2枚。
今季限りでの引退を発表した五郎丸選手は、2016年のワールドカップで独特のルーティンポーズからの正確なキックで話題となった選手。また福岡選手も順天堂医大に合格して医者の道に進むため、やはり今シーズンが最後。
地元・熊谷に拠点を置いたパナソニックの応援もさることながら、実は、この二人の雄姿を見たいと熊谷に観戦に出かけました。五郎丸選手は前半で交代しましたが、途中出場の福岡選手は最後にトライを決め、勝利に貢献。あの瞬間的なダッシュとスピードはさすがでした。
その他、パナソニックには日本代表フッカーの堀江選手や、「笑わない男」として有名な稲垣選手など、錚々たるメンバーが揃っています。
ベースホール・マガジン社からトップリーグのトレーディングカードも販売されています。好きな選手のカードを集めるのも楽しいし、選手の活躍を見に競技場に足を運ぶのも楽しいと思います。
まだコロナ感染拡大防止で、選手との交流は出来ませんが、カードにサインをもらうのもいいかもしれませんね。
ラグビーは、これからも熱く盛り上がってくることは間違いないです。
Chief【ライター】
国内サッカーを中心にトレカの世界を長年に渡って見守って来た元スポーツ雑誌編集者。横浜F・マリノスサポーター。ラグビー、相撲にも造詣が深い。