お笑い芸人コンビ「ティモンディ」の高岸宏行が4月3日、札幌ドームでのNPB北海道日本ハム対千葉ロッテ戦の始球式で、142キロを計時。芸能人最速を記録した。NPBの始球式はトレーディングカードでも人気のカテゴリーで、この新記録もカード化されそうだ。
ティモンディは高岸と、前田裕太のコンビ。高校野球の強豪校でもある愛媛県松山市の済美高のOBで野球部にも所属していた。昨年10月には神宮球場で「松山DAY」として行われた東京ヤクルト対広島東洋戦で始球式を行い、138キロをマーク。涙の始球式としてBBM「FUSION」でトレカになり、人気を呼んでいる。
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感動の始球式カードを初のトレードでゲットして大感動!【コラム/コレクション】
で。
打席には北海道日本ハムの西川遥輝外野手が入った。通常の始球式の場合、ビジターチームの先頭打者が打席に立つが、高岸と西川は高校時代、練習試合で対戦した経験があり、高岸のモチベーションを上げる「再戦」が実現した。
この日も捕手を務めた前田を相手にした、セットポジションからの注目の1球は外角に外れたが、自己記録を4キロ更新。さらに、芸能人の始球式ではそれまでのMAXとされている俳優の間宮祥太朗が2019年7月に甲子園で記録した139キロも3キロ更新した。
高岸は「道民のみなさんのエールで何とかベストを出せました」と粋なコメント。芸能人始球式で頂点に立ったことにも「みなさんがベストを尽くしているので! 間宮さんも1位ですし、(ゴールデンボンバーの)樽美酒さんも、(関口)メンディーさんも全員1位。みんなに金メダル!」と謙虚だった。
この時点での始球式球速2位以下は次の通り。
【2位・139キロ=間宮祥太朗(俳優)】
2019年7月23日の阪神対横浜DeNA戦(甲子園)で139キロをマーク。間宮は小学校2年から中学まで野球をしており、ポジションも投手だった。
【3位・138キロ=「ティモンディ」高岸】
本文参照
【4位・135キロ=「ゴールデンボンバー」樽美酒研二(歌手)】
メットライフドームでの2018年 6月28日の埼玉西武対オリックス戦で135キロを計測。4人組エアバンド「ゴールデンボンバー」のボーカリストも小学校から高校入学まで野球経験あり。3週間前の「EXILE/GENERATIONS」関口メンディーの133キロを更新し大喜び。樽美酒は2013年のヤフオクドームでの開幕戦でも登板した
【5位・133キロ=「EXILE/GENERATIONS」関口メンディー(パフォーマー)】
2018年6月5日、東京ドームでの巨人対東北楽天戦)で133キロをマーク。保育園から野球を始め、高校では野球部に所属し、白球を追いかけた巨人ファン。19年にも始球式に登板したが127キロで残念。
トレカジャーナル編集部