男子ゴルフの4大メジャー大会のひとつ、マスターズ・トーナメントで松山英樹が初優勝を飾った。日本人男子ゴルフ選手では初となる海外メジャー大会制覇の歴史的快挙となった。
松山にとっては東日本大震災直後、東北福祉大学時代の2011年に初出場してから10回目となったマスターズ。最終日の4月11日、2位の4人と4打差の首位でスタートした松山はいきなり、ボギー。それでも4バーディー・5ボギーの73と粘り、1打差で2位のウィル・ザラトリス(米国)を振り切った。
松山は2017年の世界選手権シリーズ、ブリヂストン招待以来となる米ツアー通算6勝目で、優勝賞金2,070,000ドル(約2億2700 万円)を獲得。これまでの日本男子のメジャー最高成績は1980 年の青木功、2017 年の松山がともに全米オープンで記録した2 位だった。女子は樋口久子が1977年の全米女子プロ選手権、渋野日向子が2019年の全英女子オープンで優勝している。
松山の初優勝をうけて、米国ネットオークション「eBay」では早速、「マスターズ優勝」のタイトルをつけて、直筆サイン入りのスコア表や写真、ゴルフボールが出品された。まだ、米国製の松山のトレーディングカードはないため、今後はアッパーデック社から販売されるゴルフカードの各ブランドへの封入が期待される。
ゴルフカードは米国では競技のゴルフ人気とともに高く、最近では「eBay」でタイガー・ウッズ(米国)のルーキーサインカードであるUPPER DECK「2001 SP Authentic」が72,999ドル(約800万円)で落札されている。
なお、日本のトレカではBBM「2018 2ndバージョン」の始球式カードで松山のカードが制作されている。
トレカジャーナル編集部