NPB東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手が4月25日、対埼玉西武ライオンズ戦で復帰後初勝利をマークした。MLBニューヨーク・ヤンキースから8年ぶりに復帰した田中は、この勝利でNPB通算100勝に到達。エポック社のオンデマンドカード「EPOCH ONE」は早速、このメモリアル白星をトレーディングカードに。ファンとコレクターを喜ばせた。
復帰2試合目となるマウンドで、6回を3安打1失点。お立ち台で田中将は「ただいま」と笑顔を見せた。開幕2戦目の復帰登板は右ふくらはぎを痛め回避。8年ぶりのNPB公式戦登板となった4月17日の対北海道日本ハムファイターズ戦では5回4安打3失点で日本でのレギュラーシーズンの連勝は28で止まった。いくつかの山を乗り越えたこの日の価値ある1勝だった。
「EPOCH ONE」は今季から東北楽天と契約。さっそく、日本通算100勝目のトレカの販売を開始した。すでに、販売が終了した4月17日の復帰初登板もトレカになり話題を集めた。カード裏面の、田中将がマウンドでしゃがみ、プレートに手を添える写真は秀逸。期間限定で申込数しか制作されない「EPOCH ONE」だけに、買い逃したファンやコレクターはネットオークションなどでゲットを目指すことになりそう。ヤンキースでの活躍で、田中ファンになった米国のファンも関心を寄せている、という。
復帰初登板、そして、復帰初勝利もいずれは各メーカーともトレカにするだろう。しかし、人気選手の活躍を「世界最速」で、内容もデザインも良くトレカにする「EPOCH ONE」は今回の田中将の勝利はその存在価値をさらに高めるカードになった。
東日本大震災からちょうど10年。試合後のお立ち台で田中将は話した。「毎試合、自分のベストを尽くし最後まで戦う。そういうことしかボクにはできない。そういったところで一緒に東北、日本を盛り上げていけたら、と思います」。田中将の熱投がトレカも熱く盛り上げる。
トレカジャーナル編集部