BBMから「ICONS」と「北海道日本ハム」「オリックス」のチーリミが発売されたことで、ニューフェイスがトップ20に次々にランクインしたのは、このランキングならでは。セ・リーグ打率トップの菊池涼介(広島東洋)、両リーグでそれぞれ打点トップの安田尚憲(千葉ロッテ)、牧秀悟(横浜DeNA)は高成績が、元来のトレカ人気に拍車をかけた格好だ。シーズンは始まったばかり、新型コロナの陽性反応や故障でランク圏外となった人気選手の巻き返しにも期待したい。
【20位~11位】
昨年のドラフト1位・宮城大弥投手(オリックス)は変幻自在の投球で開幕2連勝を飾り、昨年のルーキーカードに動き。ドラフト1位ルーキー・伊藤大海投手(北海道日本ハム)は10枚限定サインカードのファーストナンバーが「ヤフオク!」で56件の入札の結果、66,050円で落札された。来田涼斗外野手(オリックス)はドラフト2位ルーキー。1位の山下舜平大投手とともに一気にランクを上げた。すでにルーキーエディションの直筆サイン色紙交換カードが「ヤフオク!」に出品され100,000円で落札されていたが、チーリミの47枚限定サインカードにも46,050円の高値がついた。ウエスタン・リーグで2試合連続で好投した髙橋宏斗投手(中日)は「ICONS」の20枚限定サインが43,600円、41,000円から4月に入り45,000円と落札額を上げた。
【➉牧秀悟内野手(横浜DeNA)】
ドラフト2位ルーキーは3番の打順を守り、勝負強さを発揮し続けている。開幕から3カードが終わり、9試合で打点はセ・リーグ首位の10。打率もリーグ3位タイの.405で、話は早すぎるが、佐藤輝、栗林と新人王争いは3強に。どちらがチームの勝利に貢献できるか、が受賞のカギだ。
【➈坂本勇人内野手(巨人)】
4月3日の対東京ヤクルト戦で今季初の3安打。通算164度目の猛打賞で石井琢朗内野手(横浜、広島=現巨人コーチ)に並びセ歴代5位タイに浮上した。直筆サインカードが無いため、パラレルやレアインサートでも高額のジャイアンツの顔にまた、勲章。
【➇山田哲人内野手(東京ヤクルト)】
スワローズの新キャプテンは4月1日の対横浜DeNA戦で今季2号3ラン。新型コロナ感染で大量離脱者が出る中、一度は濃厚接触者として抹消されたが認定されず特例ですぐに復帰。村上とともにバットでチームを引っ張る。
【➆野村佑希内野手(北海道日本ハム)】
開幕から4月2日の対千葉ロッテ戦まで6試合連続安打。昨季も故障で離脱しただけに、3日からの2試合を欠場し心配されたが、登録抹消はなし。トレカでも、ファイターズで最も注目されるホープだけにファンもコレクターもホッとひと安心。
【➅柳田悠岐外野手(福岡ソフトバンク)】
4月4日の対埼玉西武戦で2試合連続となる3号ソロ。ホームランダービーでパ・リーグのトップに並んだ。
【➄山本由伸投手(オリックス)】
今季初勝利は完璧な投球4月1日の対福岡ソフトバンク戦で二塁も踏ませず2安打無失点。自身2度目の完封を、先発メンバー全員からを含む13奪三振で飾った。「ICONS」の直筆サインは「ヤフオク!」にて27,600円と24,101円で落札。サブタイトル通り、進化は続く。
【➃村上宗隆内野手(東京ヤクルト)】
4月3日の対巨人戦で4号2ランを含む2安打。今季初のマルチヒットを記録し、そのバットは上昇気配。まだ打率は低くてもトレカ人気はトップクラス。スワローズの4番打者が豪快な打撃で本調子を取り戻せば、トップ3入りは間違いない。
【➂栗林良吏投手(広島東洋)】
ルーキー守護神は3月31日の対阪神戦で2試合連続となる3セーブ目をマーク。ドラフト1位対決となった佐藤輝との対戦では30日が空振り三振、31日が遊飛に抑えた。新人王を争うふたりの対戦はセ・リーグの新しい売り物になりそうだ。
【➁佐々木朗希投手(千葉ロッテ)】
4月2日のイースタン・リーグ、対東京ヤクルト戦でついに公式戦初登板を果たした。先発して2回を1安打無失点。この試合のMAX153キロが遅く感じられるのは「令和の怪物」にはハンデかも。それでも2個の3球三振で「らしさ」を出して、次も楽しみに。
【➀佐藤輝明内野手(阪神)】
ドラフト1位ルーキーは4月1日の対広島東洋戦でプロ2号ソロ。球団史上初となる新人の開幕から2カード連続本塁打を達成した。三振が多いのは気になるところだが、そのフルスイングも魅力のひとつ。矢野監督がどこまで我慢して起用できるか、も注目。
TCJデータチーム