「PWCCマーケットプレース」は4月26日、同社のオークションにて、NBAレブロン・ジェームズのルーキーカード、UPPER DECK「2003-04 Exquisite Collection」のパッチオートが5,200,000ドル(約5億4000万円)で落札されたと発表した。この金額はNBAトレカの史上最高額で、スポーツトレカ史上最高額と言われるMLBミッキー・マントル外野手(ニューヨーク・ヤンキース)の「1952 TOPPS」と同額。ベケットニュースもスポーツトレカの最高額に並んだことを伝えた。
これまでのNBAトレカの史上最高額は昨年9月に大手オークション「ゴールディン・オークション」で落札されたヤニス・アデクンボ(ミルウォーキー・バックス)のPANINI「2013-14 National Treasures」の1of 1のロゴマンパッチオートについた1,857,300ドル(約1億9000万円)だった。
さらに、個人間の売買だったため、非公式な記録として残されているのが、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチのルーキーカードPANINI「2018-19 National Treasures」のロゴマンパッチオートについた4,600,000ドル(約4億8300万円)。米国のトレーディングカード情報サイト「スラブストックス(SlabStox)」が、インスタグラムで「Shyne150」氏が提供した領収書と、売買されたトレカの画像をSNSに掲載。この額も更新した。
そして、スポーツトレカの頂点にも立った。「PWCCマーケットプレース」で今年1月に落札された、マントルの「1952 TOPPS」の520万ドル(約5億4000万円)に並んだのだ。
このレブロンのルーキーカードはクリーブランド・キャバリアーズ時代のもので、23枚限定のパレレル版でシリアルナンバーは7/23。ベケットのグレーディング鑑定でセンタリング10点、コーナー8,5点、エッジ9.5点、サーフェイス10点の総合9点と評価されている。昨年7月には同じトレカでセンタリング9.5点、コーナー9点、エッジ9.5点、サーフェイス9.5点の総合9.5点のものが180万ドル(約2億円=当時)で落札されているが、9か月で総合点が低いものが2倍以上の金額になったことになる。
トレカジャーナル編集部