F1の第6戦アゼルバイジャンGPは6月6日、決勝が行われ、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が自己最高位の7位でフィニッシュし、開幕戦以来となる今季2度目の入賞を果たした。
予選では8番手タイムも、ランド・ノリス(マクラーレン)が予選で赤旗を無視して3グリッド降格のペナルティーを受けたこともあり、1つ繰り上がって7番グリッドからスタート。早めにハード、ソフトとタイヤ交換を実施する戦略で一時は5位まで順位を上げた。
トップを快走していた角田のチームメート、マックス・フェルスタッペンが残り6周を切ったところで、タイヤのバーストでクラッシュ。。赤旗が出てレースは中断し、残り2周で再開されたが、その後、角田は順位をふたつ落とした。それでもデビュー戦となった開幕戦バーレーンGPでの9位入賞を超える7位に入った。
レースはセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が優勝を飾り、レーシングポイント時代の昨年のサヒールGP(バーレーン)以来、通算2勝目をマークした。2位はセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)。ピエール・ガスリー(アルファタウリ)が3位に入った。「絶対王者」ルイス・ハミルトン(メルセデス)は再レースのスタートでコースアウトして15位に終わった。
角田の健闘を讃えるかのようにTOPPSのオンデマンドカード「TOPPS NOW」が角田のマシンをカードに。今回の入賞につながった戦術にスポットライトを当てた写真である。
デビュー戦の9位入賞の際にも「TOPPS NOW」が作られ、現在は公式HPでの受付は終了しているものの、「ミント」などカードショップでも販売されており、人気を集めている。
また、人気の「2020 TOPPS CHROME」の直筆サインカードはベースが15,000円前後。「eBay」での最高落札額は99枚限定のグリーンパラレルで、カナダからの出品だったため、435カナダドル(39,433円)だった。
実際のレースと並び、ホットなF1トレカだが入賞が続けば、ルーキーのカードの市場価格は上がっていくはずだ。
トレカジャーナル編集部