NPBは交流試合がスタートした。トレーディングカードはエポック「2021 NPB」が発売。「レジェンドOB」としてオリックス時代のイチローのサインカードが出現するだけでなく、例年になく新人も含めたスター選手のカードが封入。オリジナルのインサートも人気で鈴木誠也(広島東洋)の「デコモリ」、田中将大(東北楽天)の「GEM」が「ヤフオク!」で高額で落札された。佐々木朗希(千葉ロッテ)と佐藤輝明(阪神)の「リアル対決」も実現。ヒットを記録した佐藤だが、初勝利をあげた佐々木にトレカランキングでは1位を譲った。
※ランキングには5月31日までのオークション落札価格、トレカショップでの実売価格と公式戦の記録などを集計した。
【19位・平良海馬(埼玉西武)】
剛腕セットアッパーとして5月29日の対阪神戦でパ・リーグ最長タイとなる開幕から26試合連続無失点を記録した昨季の新人王。守護神・増田の故障でクローザー起用の可能性も。5月30日には「ヤフオク!」で、EPOCH「2018 埼玉西武」の40枚限定ルーキーオートが自己最高の20,500円で落札された。
【18位・岡本和真(巨人)】
5月30日の対福岡ソフトバンク戦でセ・リーグトップの14号決勝弾。日本シリーズも含めた対ホークス戦の連敗も止めた。BBM「2021 読売ジャイアンツ」に直筆サインはないものの、デザインの良さもあり、「ヤフオク!」では50枚限定の「エスペランサ」、25枚限定のインサートが10,000円前後で取引されている。
【14位・吉田正尚(オリックス)】
5月31日の時点でパ・リーグの打率トップを快走するが長打率も首位の.587。リーグ2位タイの12本塁打もタイトルの射程圏だ。BBM「2019 オリックス」の50枚限定オートが15,000円、BBM「2017 1stバージョン」の25枚限定オートが20,800円で「ヤフオク!」にて落札された。
【11位・田中将大(東北楽天)】
勝ち星に恵まれないが、安定した投球が続くのはさすが。本拠地限定で販売されている「田中将大チップス」カードの人気も上がってきた。「ヤフオク!」ではEPOCH「2021 NPB」の15枚限定「GEM」のファーストナンバーが5,000円で落札された。
【10位・奥川恭伸(東京ヤクルト)】
5月27日の対北海道日本ハム戦で6回を6安打2失点の好投。自己最多の96球を投げプロ2勝目をマークした。登板するごとに確かな成長が感じられるが、トレカも着実に昨年のルーキーイヤーの人気が戻ってきた。5月29日には「ヤフオク!」でBBM「2021 ICONS」の30枚限定オートが19,000円で落札された。
【9位・坂本勇人(巨人)】
故障で離脱中の坂本だが、BBM「2021 読売ジャイアンツ」のトレカは元気いっぱい。「ヤフオク!」では、50枚限定「エスペランサ」が17,050円、25枚限定のオレンジ箔サインが21,500円、25枚限定の3Dが44,000円で落札。あらためてもし、直筆サインが存在したら、とつくづく、思わされてしまう。
【8位・山本由伸(オリックス)】
5月28日の対東京ヤクルト戦で4勝目をマークした。7回を投げ5安打2失点で9奪三振。これで今季は通算69奪三振とし、パ・リーグトップで2年連続タイトルへ突っ走る。「ヤフオク!」ではBBM「2020 ジェネシス」の5枚限定パッチオートが100,000円で落札されたほか、BBM「2021 オリックス」の48枚限定オートに27,000円の値が付いた。
【6位・鈴木誠也(広島東洋)】
EPOCH「2021 NPB」の30枚限定「デコモリ」が「ヤフオク!」では7,250円で落札された。5月31日現在の打率.313はセ・リーグ3位で出塁率は4割を超える.420。新型コロナで苦しんだカープだが、選手も次々に復帰。チーム状態が上がってくれば、殊勲打も増える。派手な一打でランキングも上げたい。
【2位・佐藤輝明(阪神)】
5月27日の対千葉ロッテ戦では佐々木朗希と対戦しm初打席で左前安打。翌28日の対埼玉西武戦ではセ・リーグの新人では長嶋茂雄(巨人)以来2人目の1試合3本塁打。5月31日までには発売直後ということもありEPOCH「2021 NPB」に直筆オートは市場に出現せず。どれほどのプライスがつくか、楽しみだ。
【1位・佐々木朗希(千葉ロッテ)】
プロ2試合目のマウンドとなった5月27日の対阪神戦で初勝利。5回を7安打4失点(自責点3)も打線の援護もあり、憧れの「聖地」甲子園での白星をあげた。初登板もトレカにした「EPOCH ONE」の「初勝利カード」はその申し込み数だけでなく、そのデザインも楽しみだ。
TCJデータチーム