6月2日に発表された「マイナビオールスターゲーム2021」のファン投票第1回中間発表で、佐藤輝明(阪神)が12球団トップの47,769票を獲得。ルーキーで全体1位選出なら球宴史上初の快挙になる。その佐藤はトレカランキングでも1位を奪回した。
好調なエポック「2021 NPB」の影響で、高橋宏斗(中日)、伊藤大海(北海道日本ハム)らのドラフト1位勢が躍進した。ランク外でも井上朋也(福岡ソフトバンク)、鈴木昭汰(千葉ロッテ)のサインカードが高値で動いているほか、藤原恭大(千葉ロッテ)が人気だ。
※ランキングには6月7日までのオークション落札価格、トレカショップでの実売価格と公式戦の記録などを集計した。
【20位・伊藤大海(北海道日本ハム)】
中々勝ち星に恵まれなかったドラフト1位右腕だが、6月6日の対巨人戦で菅野に投げ勝ち7回を2安打1失点。2連勝で3勝目をあげた。「ヤフオク!」では、BBM「2021 ICONS」の20枚限定サインのジャージーナンバーが73,000円で、エポック「2021 NPB」の30枚限定サインは40,500円で落札された。
【18位・石川昂弥(中日)】
2年目の今季はまだ1軍出場は無いものの、ウエスタン・リーグでは6月1日の対広島戦で1号2ランを放つと、5日の対阪神戦で2号2ラン。4番打者としての英才教育が実を結び始めた。BBM「2020 ジェネシス」の19枚限定サインが「ヤフオク!」にて128,000円で落札されるなど昨年のルーキーカードも人気だが、エポック「2021 NPB」の30枚限定サインには38,000円がついた。
【17位・高橋宏斗(中日)】
「ヤフオク!」でエポック「2021 NPB」の30枚限定サインが50,000円、60,000 円で立て続けに落札。ドラフト1位ルーキーはウエスタン・リーグで2度、先発するなど8試合に登板し防御率3.91。フレッシュオールスター(7月15日・松山)の推薦選手にも選ばれた。
【16位・野村佑希(北海道日本ハム)】
不振のファイターズにあって、トレカでも伊藤大海とともに希望の光となっている。エポック「2021 NPB」の「GEM」についた15,000円は人気だけでなく、復帰への期待の表れだろう。
【13位・早川隆久(東北楽天)】
「ヤフオク!」でエポック「2021 NPB」の30枚限定サインが41,810円で落札された。6月6日の対広島戦では高校時代の関東大会で投げ合った高橋昂也に再び投げ勝ちハーラートップの7勝。球団新の新人6連勝も飾り、新人王へひた走る。
【8位・柳田悠岐(福岡ソフトバンク)】
あと2本に迫った通算200号本塁打は出なかったが、確実にヒットを重ね、トレカの市場価格も安定的。エポック「2021 NPB」の30枚限定サインは「ヤフオク!」で28,500円。枚数の影響だろうが、サインカードとしての潜在能力はこれほど安価ではない。
【7位・山本由伸(オリックス)】
奪三振ラッシュなみのサインカードラッシュとなった。エポック「ROOKIES & STARS」の24枚限定サインのジャージーナンバーが60,000円、BBM「2021 1st」の15枚限定クロスサインが40,500円と続き、エポック「2020 NPB」の25枚限定サインが24,000円、「2021 NPB」の30枚限定サインが35,000円で落札された。6月4日の対中日戦では7回を4安打1失点。2試合連続の9奪三振で5勝目をあげた。
【5位・山田哲人(東京ヤクルト)】
6月4日の対埼玉西武戦で、今季ブレーク中の高橋光成から12号3ランを放ち貫録を見せた。エポック「2021 NPB」の30枚限定サインは「ヤフオク!」で10,002円、13,100円、14,800円と3連発が飛び出した。
【3位・坂本勇人(巨人)】
6月6日のファームでの実戦初戦でいきなり中越え二塁打。一軍復帰も間近だが、BBM「2021 巨人」とエポック「2021 NPB」の勢いも衰えず、このランキングでも3位に浮上した。「ヤフオク!」では30枚限定の「デコモリ」が15,253円と13,110円で落札され、鈴木誠也(広島東洋)の12,500円を超えた。間違いなく将来的にも価値が上がる企画だけに今のうちに押さえておきたい1枚だろう。
【1位・佐藤輝明(阪神)】
ついにエポック「2021 NPB」の30枚限定サインが「ヤフオク!」に出品され、171,600円で落札された。同じく15枚限定の「GEM」も9,020円と人気。6月6日の対福岡ソフトバンク戦では15号ソロ。交流戦5本目のアーチは2010年の長野久義を抜いて新人最多記録となった。