「コパ・アメリカ(南米選手権)2021」決勝戦が7月10日、行われアルゼンチン代表がブラジル代表を1‐0で下し、28年ぶり15回目の優勝を飾った。大会4ゴールを決め得点王に輝いたリオネル・メッシがMVPに選出された。
前半22分にアンヘル・ディ・マリアが鮮やかにループシュートを決めた。この試合ではネットを揺らすことはできなかったが、メッシは初戦の対チリ代表戦でチーム1号となる先制点を直接のフリーキックで決めると、対ボリビア代表戦で2得点。準々決勝の対エクアドル代表戦でも再びフリーキックで得点を決め、更には2アシストも記録しチームの全得点に絡むかたちとなった。差刺繍的にはコロンビア代表のルイス・ディアスと並ぶ4ゴールで得点王に。メッシにとって自身5度目の「決勝戦」を制して、34歳にして待ち望んでいた代表チームでの初Vに輝き、MVPとベストイレブンにも選ばれた。
この日、締め切られた「ゴールディン・オークションズ」の最新回では、メッシのトレーディングカードは23ロットが出品され、PANINI「2014 Prizm World Cup」の「Match Ups」の149枚限定 Red Prizmが9,225ドル(約101万円)で、メッシのBGSグレーディング鑑定3枚を含むPANINI「2004‐05 Megacracks Barca Campio」のコンプリートセットが4,305ドル(約43万3550円)で落札された。
また前回の同オークションでは、PANINI「2004 Mega Cracks」のPSA鑑定10点満点のルーキーカードがメッシのトレカでは「ゴールディン・オークションズ」で最高落札額となる336,000ドル(約3700万円)を記録。大会期間中に、バルセロナとの契約が満了となりフリーとなったメッシだが、今回の優勝とMVP獲得で、アーリング・ハーランドのTOPPS「2019‐20 Topps Chrome Bundesliga」の「Superfractor」についた442,800ドル(約4870万円)のサッカートレカ最高額を超えることも夢ではなくなった。
※落札額はバイヤーズプレミアム込み。
※ステッカーではディエゴ・マラドーナのPANINI「1979 CALCIATORI」のPSAグレーディング鑑定10点に555,960ドル(約6115万円)が「ゴールディン・オークションズ」で落札されている。
トレカジャーナル編集部