NPBは東京五輪・パラリンピック開催に合わせ、レギュラーシーズンを中断している。侍ジャパン日本代表の熱闘を見守りつつ、後半戦に思いを馳せ、発売されたばかりの「カルビー 2021 プロ野球チップス 第2弾」スペシャルボックスを開封した。Amazonの通販限定のスペシャルボックスは22ｇのポテトチップス（コンソメ味）10袋と、トレカ8枚入りのパックが10パック一緒に梱包されている。限定のインサートカードもあり、見逃せない「スペシャル」な好企画となっている。

チーム「最多打点カード」

「第１弾」に続く、今回のスペシャルボックス限定のインサートは「チーム最多打点カード」（12種）。昨年、チーム最多打点を記録したスラッガーたちがラインナップされている。通常販売の袋と同じインサートとしては12球団の開幕投手を集めた「開幕投手カード」（12種）。チェックリスト（4種）。そして、「第1弾」には封入されなかった、各球団からふたりずつのスター選手をピックアップした「スターカード」（24種）。金箔サインのパラレルは「スターカード」のみ、となった。

「開幕投手カード」

「チェックリスト」横浜DeNA・三浦大輔監督

レギュラーカードは各球団6選手ずつの全72種。今回、初めてカルビーでトレカになったのは

和田康士朗、マーティン（ともに千葉ロッテ）、早川隆久（東北楽天）、宮城大弥、太田涼、頓宮裕真（いずれもオリックス）、松原聖弥（巨人）、佐藤輝明（阪神）、牧秀悟、平良拳太郎（ともに横浜DeNA）の10選手となった。

※「侍ジャパンチップス」や、インサートなどでカード化された選手は除く。
※移籍選手で昨季までの所属球団でカード化された選手は除く。

「レギュラーカード」

今回は3ボックスを開封した。その結果は

【ボックス➀】
開幕投手カード　7枚
チェックリスト　2枚
スターカード　10枚
ラッキーカード　0枚
チーム最多打点　10枚（1パックに1枚）

※金箔サイン　2枚（スターカード＝山川穂高、大田泰示）

レギュラー　51枚（ダブりなし）

【ボックス➁】
開幕投手カード　6枚
チェックリスト　2枚
スターカード　10枚
ラッキーカード　１枚
チーム最多打点　10枚（1パックに1枚）

※金箔サイン　１枚（スターカード＝田中将大）

レギュラー　51枚（ダブり4枚）

「ラッキーカード」は3箱＝30パックで1枚

【ボックス➂】
開幕投手カード　7枚
チェックリスト　2枚
スターカード　10枚
ラッキーカード　0枚
チーム最多打点　10枚（1パックに1枚）

※金箔サイン　１枚（スターカード＝福留孝介）

レギュラー　51枚（ダブりなし）

となった。

3ボックスのトータルで

「開幕投手カード」と「チーム最多打点」はコンプリートできたが、レギュラーが72種のうち4種、チェックリストが1種、「スターカード」が4種不足となった。

パラレル箔サイン入りのスターカード2枚と交換できる「ラッキーカード」は1枚、当たった。「開幕投手カード」が1枚、食われた形だ。今回の目玉のひとつである田中将大（東北楽天）の金箔サイン入り「スターカード」も同じ箱から出たので、レギュラーカード4枚のダブりは許せる範囲かもしれない。

「スターカード」金箔サインの東北楽天・田中将大

「スターカード」埼玉西武・山川穂高、北海道日本ハム・大田泰示、中日・福留孝介（左から）

あくまで印象だが、注目の怪物ルーキー、佐藤輝明（阪神）
は高いオッズで出るが、早川隆久（東北楽天）、小島和哉（千葉ロッテ）、根尾昂（中日）がショートプリント（もし存在するのなら）のように感じられた。

デザインは引き続き、飽きのこないシンプルなもので、出現したカードの中で、レギュラーでは、平井克典、平良海馬（ともに埼玉西武）、早川隆久（東北楽天）、亀井善行（巨人）、京田陽太（中日）、清水昇（東京ヤクルト）の写真が個人的にはお気に入りだった。

「レギュラーカード」中日・京田陽太

Cove（ライター）
国内外のコレクションアイテムを集めて30年余り。とくに、バブルヘッドには造詣が深い。保護猫の姉妹を引き取り在宅ワーク中。