MLB大谷翔平投手(ロサンゼルス・エンゼルス)のレアカード17枚がまとめて米大手オークション「ゴールディン・オークションズ」に出品され話題を集めている。総額1億円を超える可能性もありそうだ。
大谷の背番号と同じ「17」枚の内容は以下の通り。
– 2019 Bowman Chrome 30th Anniversary Autograph Superfractor #B30SO signed collectible serial-numbered “1/1″ graded GEM MINT 9.5 by BGS, with signature graded “10” by Beckett.
– 2019 Topps Finest Superfractors card serial-numbered “1/1” and graded GEM MINT 9.5 by BGS
– 2018 Bowman Chrome Mega Box Rookie of the Year Favorites Platinum Refractors #ROYFSO collectible (#1/1, BGS GEM MINT 9.5)
– 2018 Bowman Platinum Rookie Revelations Foilfractor #RR-9 card (#1/1, SGC GM 10)
– 2018 Donruss Optic Variations Gold Vinyl “Rated Rookie” #56 card (#1/1, BGS MINT 9).
– 2020 Panini Prizm Numbers Game Gold Vinyl #8 (#1/1, BGS PRISTINE 10)
– 2019 Panini Contenders Optic Gold Vinyl #12 (#1/1, BGS GEM MINT 9.5)
– 2019 Donruss Optic Peak Performers Gold Vinyl #1 (#1/1, BGS GEM MINT 9.5)
– 2020 Bowman’s Best Superfractors #22 (#1/1, BGS GEM MINT 9.5)
– 2019 Bowman Platinum Foilfractor #2 (#1/1, BGS GEM MINT 9.5)
– 2019 Bowman Sterling Prospect Superfractors #SRSO (#1/1, BGS GEM MINT 9.5)
– 2020 Panini Contenders Optic Gold Vinyl #13 (#1/1, BGS MINT 9)
– 2020 Topps Heritage Chrome Superfractors #THC433 (#1/1, BGS MINT 9)
– 2020 Bowman Platinum Foilfractor #5 (#1/1, BGS MINT 9)
– 2020 Topps Gypsy Queen Chrome Box Toppers Superfractors #261 (#1/1, BGS MINT 9)
– 2020 Stadium Club Chrome Power Zone Superfractors #PZ4 (#1/1, BGS MINT 9)
– 2020 Topps Chrome Ben Baller Diamond Die Cuts Superfractors #BDC3 (#1/1, BGS NM-MT 8)
7枚の「スーパーフラクター」を含む17枚全てが世界に1枚しか存在しないレアカード。「ゴールディン・オークション」の前回のオークションでは大谷のPANINI「2018 Flawless」のデュアル・パッチ・オート(1 of 1)のPSAグレーディング鑑定9点が59,040ドル(約6,435,360円)で落札されたばかり。このカードはPANINI社がMLB機構とはトレーディングカードに関しての契約を結んでおらず、各球団のロゴマークは使えない(MLB選手会の認可は受けている)ため、トレカとしては価値が下がる、と考えているコレクターが多い。今回はエンゼルスのロゴマークが入ったTOPPS社の12枚も含まれている。
MLBは7月1日、オールスターゲームの先発出場野手を決めるファン投票の最終結果を発表。大谷はア・リーグ指名打者部門で1位を獲得。2位のJD・マルティネス外野手(ボストン・レッドソックス)に大差をつけて、日本人野手では4人目、自身はメジャー4年目にして初の球宴出場を決めた。6月27日に発表された1次ファン投票で196万1511票を獲得。各ポジションの得票上位3人(外野手は9人)による最終の2次投票でも、63%という占有率を記録した。
大谷はこの日の対ニューヨーク・ヤンキース戦は降雨中止となったが今季、ここまで打者として75試合で両リーグトップの28本塁打をマーク。打率.277、63打点とここ最近はとくに調子を上げている。投手としては前日の6月30日の対ヤンキース戦で2死をとっただけで、7失点の1回KOも、12試合で3勝1敗、防御率3.60を残している。
今回の17枚セットへの入札は7月10日までだが、25,000ドル(約275万円)で出品され、すでに入札が入り27,000ドル(約300万円)まで価格は上がっている。
※落札額はすべて、バイヤーズプレミアム込み。
トレカジャーナル編集部