8月29日に入札が締め切られた、米大手オークションハウス「ゴールディン・オークションズ」の最新回で、ミントを通じて日本から出品されたMLB大谷翔平投手(ロサンゼルス・エンゼルス)のNPB北海度日本ハムファイターズ時代のBBMのルーキーオートが記録づくめでの落札となった。
このカードは大谷のルーキーイヤーに発売されたBBM「2013 北海道日本ハムファイターズ」に封入されたサインカード。ドラフト1位で入団した投打の二刀流選手として注目を集めていた大谷のサインカードは、このチーリミだけでも打撃版、投手版、投打二刀流版の3種類が10枚ずつ、封入された。今回はこのうちの投打二刀流版だった。
オークション結果検索サイトの「オークファン」によると、同じ二刀流版カード(シリアルナンバー不明)が「ヤフオク!」にて2017年11月に51万1000円で落札された記録がある。
さらに、今年7月にはMLBでの大活躍の影響を受け、打撃版が110万1000円で落札された。「ヤフオク!」では、海外のカードとして今年5月にTOPPS「2018 Heritage」の64枚限定サインカードのBGS9点(サインは10点)が98万円で落札。つまり、BBM「2013北海道日本ハムファイターズ」の打撃版の110万1000円が日本国内では現在、大谷のサインカードでも最高額となっている。
今回は投打の二刀流版のラストナンバー(10/10)で、PSAグレーディング鑑定は8点。39件の入札の末、36,900ドル(約406万円)で落札された。
今回の落札額が達成した記録は次の通り。
・ゴールディン・オークションズ(GA)におけるBBMカードの最高額
・GAにおける大谷の2013年ルーキーカードの最高額
・日米における大谷BBMサインカードの最高額
・日本メーカーのスポーツトレカとしての最高額
ほかにも、今回のオークションには大谷のBBMが2枚、出品された。
BBM「2013 ルーキーエディション」の100枚限定銀箔サイン(BGS10点)
落札額=7,995ドル(約88万円)
BBM「2013 ジェネスス」の100枚限定ジャージーカード(BGS9.5点)
落札額=1,353ドル(約14万9000円)
ちなみに、「ゴールディン・オークションズ」での大谷カードの最高落札額は今年7月にTOPPS「2018 Bowman Chrome」の25枚限定のオレンジ版サインのBGS9.5点(サイン10点)についた148,830ドル(約1637万円)だ。
※ゴールディン・オークションズにおける落札額はバイヤーズプレミアム込み。
トレカジャーナル編集部