米大手オークションハウス「ゴールディン・オークションズ」の最新回に、ミントの出品代行サービスを通じて日本から出品されたカードが8月21日現在、140,000ドル(約1540万円)まで入札額を伸ばしている。締め切りまで約1週間を残し、どこまで落札額が伸びるか、出品者のみならず、関係者は固唾を飲んで見守っている。
このカードはNBAヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)のルーキーカード、PANINI「2013-14 Prizm」の10枚限定ゴールドパラレル (シリアルナンバー4/10)。PSAグレーディング鑑定では9点と評価されている。
これまで、アデトクンボのPANINI「2013-14 Prizm」は「ゴールディン・オークションズ」に多くのパラレル、サインカードが出品されてきた。同じゴールドパラレルもこれまで2枚、出品・落札されている。今年4月にはシリアルナンバー2/10のBGS9.5点が510,000ドル(約5610万円)で、6月にはシリアルナンバー6/10のPSA10点が420,000ドル(約4620万円)の値がついた。
グレーディング評価点は4月と6月のものには劣るが、6月から2か月間、時間が経過していること、レアな10枚のうち残り8枚の中の1枚であること、などを考慮しても、200,000ドル(約2200万円)から400,000ドル(約4400万円)の間で落札されることが濃厚だ。
出品代行サービスを始めるにあたり、日本に眠っているレアカードに光を当てたい、という大きな目標があったミント。まさにその夢をまずは、アデトクンボの「Prizm Gold」が実現してくれそうだ。
カードジャーナル編集部