TCJ推薦! トレカにしてほしい選手(7月編)【コラム/プレーヤー】

東京五輪が閉幕し、東京パラリンピックが開幕した。BBMでは5 年に一度のオールスポーツカード「マスターピース」の制作が進んでいるという。今回は東京五輪の前半戦で活躍したアスリートたちを振り返りたい。

【渡名喜風南(柔道)】
東京五輪の日本選手メダル第1号は、柔道女子48キロ級の渡名喜だった。決勝で敗れたが、準決勝まで3試合連続の一本勝ちで、見事に銀メダルを獲得。日本選手のメダルは夏冬通算で500個目となった。座右の銘は「死ぬこと以外かすり傷」。個性的なヘアスタイルもトレカ向きです。

【高藤直寿(柔道)】
東京五輪の日本選手金メダル第1号は柔道男子60キロ級の高藤。準決勝で11分越えの熱戦を制して決勝は反則勝ち。前回のリオ五輪では銅メダルに終わった雪辱を晴らした。メダルラッシュとなった日本柔道の先陣を渡名喜と切った。

【阿部一二三&阿部詩(柔道)】
史上初の兄妹同日金メダル獲得を達成した。女子52キロの妹・詩が決勝で延長の末、一本勝ちして同階級の日本勢初優勝を飾ると、男子66キロの兄・一二三が決勝で優勢勝ち。最強兄妹のトレカはやはり、金メダルを手にしたツーショットしかないですね。

BBM「2019 Infinity」ではひとりでしたが…

【堀米雄斗(スケートボード)】
東京五輪から正式種目に採用されたスケートボード。男子ストリートで予選6位通過から逆転し、初代王者に輝いた。拠点の米国に練習場つきの4LDKの自宅を持つが、試合の会場となった江東区生まれの22歳。西矢椛ら女子選手とともに、スケボー人気に火をつけ、トレカでもニュースターになれる。

【西矢椛(スケートボード)】
スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得。13歳10か月26日での金メダルは日本選手史上最年少となった。16歳で銅メダルとなった中山楓奈と競技中に話していたという「ラスカル」もトレンドワード入り。無垢な笑顔で大技を決める姿こそ、トレカにふさわしい。

【水谷隼&伊藤美誠(卓球)】
新種目の混合ダブルスで日本卓球界初の金メダルを獲得した。決勝で中国ペアを相手にゲームカウント0‐2から大逆転。32歳の水谷と20歳の伊藤という12歳差の「みまじゅん」ペア。トレカはコンボサインで。伊藤は女子シングルスで史上初の銅メダルにも輝いた。

【大野将平(柔道)】
柔道男子73キロ級で史上4人目の五輪2連覇を達成した。決勝で9分26秒の熱闘の末、技ありを奪い優勢勝ち。東京五輪の柔道日本代表の象徴ともいえる絶対王者が重圧にも一本勝ちした。

【後藤希友&渥美万奈(ソフトボール)】
08年の北京五輪から13年越しの連覇を果たした女子ソフトボール。「レジェンド」上野由岐子も素晴らしかったが、5試合10回2/3を無失点、22奪三振に抑えた20歳の後藤の「神リリーフ」は新時代を印象付けた。米国との決勝でピンチを救う「神ゲッツー」の渥美とともに、グラウンドでのプレー姿をトレカで再現してほしい。

【都築有夢路(サーフィン)】
新種目のサーフィンで、銀メダルを獲得した男子の五十嵐カノアとともに、女子で銅メダルに輝いた。準決勝敗退も1時間後の3位決定戦で、波の条件が悪い中、果敢に攻めて栄冠を手にした。日本女子では初めてプロ最高峰のチャンピオンシップツアーに参戦している20歳の「アムロちゃん」がパリ五輪ではさらに上のメダルを目指す。

【安藤美希子(重量挙げ)】
女子59キロ級でトータル240キロを挙げ銅メダルに。リオ五輪でも5位に入った実力者が最終試技で逆転。三宅宏美からの3大会連続となる日本女子選手のメダル獲得の系譜をつないだ。右足を痛めていたが、49キロ級で記録なしに終わり引退を表明した三宅の思いと日本開催の重圧もバーベルに乗せて高々と挙げた。

【大橋悠依(競泳)】
新ヒロインの誕生だ。200メートル、400メートル個人メドレーで金メダルの2冠に。日本女子の五輪同一大会2冠は夏季大会では史上初、競泳陣では04年アテネ、08年の北京でそれぞれ達成した男子平泳ぎの北島康介以来の快挙だった。

今回はぜひ、表彰台の悠依スマイルをトレカに

【本多灯(競泳)】
男子バタフライ200メートルで銀メダルを獲得した。不振が続いた男子競泳陣の中で初めて決勝に進出し自己ベストをマーク。19歳の新鋭が、この種目で04年アテネ大会から続く日本勢のメダル獲得を5大会に延ばした。ガッツポーズがカッコよかった。

【橋本大輝(体操)】
男子個人総合で金メダルを獲得し、同種目の日本勢で最年少となる19歳で王者となった。種目別の鉄棒で落下した「レジェンド」内村航平の後継者に名乗りを上げた。予選1位の勢いをそのままにダイナミックな演技を決め、五輪初出場で体操ニッポンの伝統を守り切った。体操もトレカ映えする競技です。

【素根輝(柔道)】
女子78キロ級で、日本勢では4大会ぶりの金メダルを獲得した。これで柔道日本代表は競技初日から男女を通じて史上初の7日連続、最多9個の金メダルとなった。表彰台でも明らかに、このクラスでは小柄な162センチの21歳が大仕事をやってのけた。

【渡辺勇大&東野有紗(バドミントン)】
混合ダブルスで、この種目では日本勢初の銅メダルを獲得した。東京五輪のバドミントンでは日本勢唯一のメダルでもあった。渡辺は東京、東野は北海道出身だが、強豪校の福島・富岡一中に進みペアを組んだ。東日本大震災も経験したふたりが「復興の星」となった。トレカはもちろん、コンボサインでお願いします。

トレカジャーナル編集部

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