東京五輪でバレーボール女子の日本代表主将を務めた荒木絵里香(トヨタ車体)が、今季限りで現役を引退することが9月20日までに、明らかになった。各メディアが報じた。
37歳の荒木は2008年北京大会から、東京大会まで4大会連続で五輪に出場。ミドルブロッカーとして12年のロンドン大会で主将も務め、銅メダル獲得に貢献した。結婚を機に13年に一時引退したが、長女出産後、14年秋に現役に復帰した。
10月から開幕するVリーグ女子1部の新シーズンには参加しない。
成徳学園(現・下北沢成徳)では同期の大山加奈さんらと春高、インターハイ、国体優勝の高校3冠を達成した。卒業後に東レに入団。イタリアのバレーボールリーグ、セリエAのベルガモでもプレーし、東レに復帰。上尾メディックス(現・埼玉上尾メディックス)、トヨタ車体と現役を続けた。
「バレーボールの鉄人」の現役引退は寂しい限りだが、スター選手のひとりとして発行されているトレーディングカードにはサインカードも多い。間もなく発売されるプロデュース216 2021 全日本女子バレーボール 「火の鳥NIPPON」には現役ラストトレカが封入される。さらに、その軌跡を讃え、個人セットも制作してほしいものだ。
トレカジャーナル編集部