日本初の女子サッカープロリーグ「WEリーグ」が9月12日、開幕した。旧なでしこリーグからの既存の9チームに、新設された大宮アルディージャVENTUSとサンフレッチェ広島レジーナの計11チームが、秋春制でホーム&アウェーの総当たりリーグ戦を戦う。
この日は5試合が行われ、午前10時にINAC神戸レオネッサ対大宮アルディージャVENTUSがノエビアスタジアム神戸で歴史的な初戦となった。開始4分でFW高瀬愛実が先制ゴール。WEリーグ第1号ゴールとなった。
【INAC神戸レオネッサ 5-0 大宮アルディージャVENTUS】
先制弾を含む高瀬とともに、17歳のFW浜野まいかが2ゴール。相手のオウンゴールも呼び3得点にからんだ。新規参入の大宮はDF鮫島彩が古巣のINAC相手に悔しい完封負け
【三菱重工浦和レッズレディース 2-1 日テレ・東京ヴェルディベレーザ】
浦和はFW菅沢優衣香がFW安藤梢のクロスを右足で決め同点。東京五輪代表のFW塩越柚歩が後半43分に決勝ゴール。東京はFW植木理子が先制ゴールも後半に逆転負けを喫した
【ちふれASエルフィン埼玉 0-3 サンフレッチェ広島レディース島レディース】
新規参入の広島は、愛媛FCレディースから完全移籍したFW上野真実の先制点で主導権を握り完勝。埼玉はリーグ最年長の41歳のFW荒川恵理子が先発出場。
【AC長野パルセイロ・レディース 3-1 アルビレックス新潟レディース】
長野はMF瀧澤千聖が先制点。追いつかれた直後、MF三谷沙也加が勝ち越し。現役高校生WEリーガーのFW川船暁海が追加点を奪い突き放した。新潟は左コーナーキックからDF北川ひかるがダイレクトで合わせた1点のみに終わった。
【マイナビ仙台レディース 0-0 ノジマステラ神奈川相模原】
仙台のFW浜田遥、神奈川のMF松原有沙の両キャプテンも奮闘したが、両チーム無得点のまま、ドロー。
【ジェフユナイテッド市原・千葉レディース=WE ACTION DAY(理念推進日)】
ついにスタートした「WEリーグ」。トレーディングカードの制作が待たれる。
トレカジャーナル編集部