9月27日、横綱・白鵬が日本相撲協会に現役引退を告げたニュースにはビックリした。
2007年に第69代横綱に昇進。14年余り横綱を務めた。その間、大鵬が持つ歴代優勝数32回を大きく上回る45回を記録し、さらに横綱在位場所数は北の湖を抜く84場所、通算勝ち星数は魁皇を抜く1,187勝など数々の偉業を成し遂げた。最後の一番は、今年の名古屋場所の千秋楽。当時大関であった照ノ富士との全勝対決だった。
私が最初に国技館で大相撲を観戦した2006年当時、白鵬は大関。横綱・朝青龍に挑む21歳の成長著しい力士だった。翌年に横綱に昇進し、その後の活躍は誰もが知るところ。いろいろ言われるが、様々な問題で苦境の最中にあった角界を一人横綱として頑張っていただけに寂しい限り。今後は、親方として相撲界の発展と育成に力を注いでほしい。
その横綱・白鵬の直筆サインカードは、私とって宝物の一つと言える。2008年の全6場所制覇した頃の、まさに黄金期の1枚だ。
もう一つ、最近ベースボール・マガジン社から発売された「大相撲カード-レジェンド-HEROES」も紹介します。横綱の大乃国や武蔵丸、大関の武双山、栃東、琴奨菊、琴欧洲、関脇の寺尾、水戸泉、小結の高見盛などなど、往年の名力士たちが勢ぞろい。
1パック6枚入りで440円。サブセットとして優勝力士をテーマとして扱った「優勝伝説」が封入。さらに20パックに1枚以上の割合で出現するスペシャルカードとして、直筆サインカードも収録されている。
懐かしい力士たちの勇姿に、思い出が甦る。
ぜひ、皆さんもチェックしてみてください。
Chief(ライター)
国内サッカーを中心にトレカの世界を長年に渡って見守って来た元スポーツ雑誌編集者。横浜F・マリノスサポーター。ラグビー、相撲にも造詣が深い。