オリックス・バファローズが10月27日、25年ぶり13度目(阪急時代も含む)のパ・リーグ優勝を飾った。その原動力になったのがエース・山本由伸である。
シーズン最終戦で球団記録を更新する15連勝を飾りリーグトップの18勝目をマークした。同じくリーグトップの防御率1.39、206奪三振、勝率7割8分3厘に、4完封も合わせた投手5冠は、2006年の斉藤和己(福岡ソフトバンクホーク)以来、史上8人目の快挙となった。
今年は侍ジャパンのエースとしても、東京五輪でも存在感を見せた。重責のかかる開幕戦の対ドミニカ共和国戦と、準決勝の対韓国戦に先発。2試合で11回2/3イニングを自責点2の防御率1.59に抑え、金メダル獲得に貢献。大会のベストナインに選出された。
MINT札幌店がMINTモールに出品しているのが、日本のエースに成長した右腕のルーキーカード。EPOCHのオンデマンドカード「Epoch One」を除けば、例年、最初に発行されるルーキーカードがBBM「ルーキーエディション」である。2017年の山本由伸のルーキーカードの100枚限定の金箔サインは12,000円。都城高からドラフト4位で入団したばかりの表情とともに背番号43もまだ初々しい。
例年この「ルーキーエディション」に続いて制作される「1stバージョン」の山本由伸はMINT千葉店が出品していたが、15,000円で売れてしまった。この「1stバージョン」はPSAグレーディング鑑定で10点満点の評価を得ており、今となってはかなりお買い得だった。
山本由伸の「ルーキーエディション」には「成長」のインスクリプションが書き込まれている。ドラフト1位だけがスター選手になるわけではない。トレカ収集の魅力には、若い選手が成長していく姿を見守り、応援する楽しさがある。だから、ルーキーカードは面白い。
トレカジャーナル編集部