米大手オークションハウス「Goldin Auctions」の最新回が10月24日までに終了した。ミント経由で日本から出品されたNBAマイケル・ジョーダンのバイバックカードが17,720ドル(約194万5000円)で落札された。同じカードが前回のオークションで記録した15,600ドル(約176万3000円)の落札額を更新した。
このカードはUPPER DECK「2000‐01 Ultimate Collection」に封入されたバイバックサインカード。「バイバック」は「買い戻す」という意味で、過去のトレーディングカードを再利用し、新しい製品のパックに封入するもの。箔スタンプを押したり、過去の自身のカードにサインをすることが多い。過去には野茂英雄投手のBBMカードが米国メーカーのカードパックに封入された特異なケースがあった。
今回はUPPER DECK「2000 UC Game Jersey」にジョーダンがサインしたもので20枚限定。前回はシリアルナンバー13/20でBGSのグレーディング鑑定が9点(サインは10点)、今回はシリアルナンバー05/20でPSAグレーディング鑑定が9点(サイン10点)と同じ評価だった。一般的には同じカードの落札額は出品が続けば下がるものだが、ジョーダンのレアなカードだけに、前回のオークションで落札できなかったコレクターが入札したことで、落札額が上がったとみられる。
※「Goldin Auctions」での落札額はすべてバイヤーズプレミアム込み。
トレカジャーナル編集部