米国大手オークションハウス「Goldin Auctions」の最新回が10月3日までに終了。ミントの出品代行サービスを通じて、日本から出品されたマイク・トラウト外野手(MLBロサンゼルス・エンゼルス)の1 of 1ルーキーカードが68,880ドル(約778万円)で落札された。この最新回に出品されたトラウトのトレカでは最高落札額となった。
このカードはTOPPS「2010 Bowman Platinum」の「Prospects」で、世界に1枚だけの1 of 1パラレル「Superfractor」。PSAのグレーディング鑑定で9点と評価されていた。
直筆サインよりパラレル、1 of 1、グレーディング高評価、そして、トラウト、という条件が重なって68,880ドルの高落札額につながった。
MLB現役選手では、トレカが最も高い評価を得ているトラウトだが、今季は5月の試合中に右ふくらはぎを肉離れ。シーズン終了まで復帰することはなかったが、ベンチ入りし、大谷翔平と笑顔で話すなど、元気な姿は見せていた。
大谷が投打の二刀流でベーブ・ルース以来の2ケタ本塁打&2ケタ勝利に再挑戦する来季。トラウトが復活すれば、エンゼルスの上位浮上、プレーオフ進出の可能性が高まる。スーパースターのトレカの価値が下がることはない。日本に眠るレアカードの出現もまだまだ、続く。
※「Goldin Auctions」での落札額はすべてバイヤーズプレミアム込み。
トレカジャーナル編集部