自動車レースのフォーミュラワン(F1)は10月15日、2022年シーズンの暫定日程を発表した。最終戦のアブダビGPまで、史上最多の23レースが予定され、米国では5月8日にマイアミGPが新たに追加され、10月23日にテキサス州オースティン(Austin)で行われる米国GPと合わせて2レースが開催される。米国でのF1人気の高まりは、レースに於けるマシン並みの加速を見せている。
F1とTOPPS社のライセンス契約締結で、トレーディングカード人気が爆発。Netflix配信のドキュメンタリー番組「Formula1:Drive to Survive」も人気に拍車をかけた。今回発表となった米国での来季2レース開催で、さらにF1への人気が加速するのは間違いない。
総合優勝へマックス・フェルスタッペン(レッドブル/ホンダ)としのぎを削る「絶対王者」のルイス・ハミルトン(メルセデス)のTOPPS「2020 TOPPS Chrome」のサインカードは、米大手オークションハウス「Goldin Auctions」で8月に57,600ドル(約650万円)で落札された。これが現在の同オークションでのF1トレカの最高落札額になっている。
前回10月3日に締め切られたオークションでもやはり、ハミルトンのTOPPS「2020Topps Dynasty」のレーシングスーツのジッパーつきサインカードが37,600ドル(約425万円)で高額落札された。他にも現在、開催中のオークションで出品されているものがある。
なお、2年連続で中止となった日本GPは来年10月9日に開催が予定されている。
トレカジャーナル編集部