稲見萌寧が初の賞金女王に輝いた。JLPGA ツアー最終戦の「リコーカップ」の最終日が11月28日、宮崎CCで行われ、稲見が単独13位相当の賞金108万円を獲得して2億5519万2049円でフィニッシュ。優勝して逆転の賞金女王を狙った古江彩佳は3位タイに終わり、1020万円を獲得したものの、2億4674万3575円に終わり、約844万円の僅差で稲見に届かなかった。リコーカップは三ヶ島かながツアー初Vを飾った。
稲見は、コロナ禍の影響もあり史上初めて2年間の成績が統合された今季は9勝、2021年だけでも8勝を挙げた。古江とは1696万8474円差で迎えたこの大会。20位タイまで順位を落としたが、粘って順位を上げ、逃げ切った。22歳122日での賞金女王は07年・上田桃子の21歳156日に次ぐ、歴代2番目の年少記録。不動裕理に次ぐ、史上2人目のシーズン10勝こそ届かなかったが、シーズン9勝という数字は、2番目に多い古江の6勝を寄せ付けなかった。
今夏の東京五輪では、日本ゴルフ界初のメダルとなる銀メダルを獲得。世界ランキング1位のネリー・コルダ（米国）と終盤まで争い、日本のエースとしての実力と存在感を示してくれた。
30枚限定サインはMINTモールにてMINT池袋店が販売中
トレーディングカードでも稲見は台頭。エポック社のオンデマンドカード「Epoch One」では、JLPGAカテゴリーの第1号としてカード化された。昨年に続き発売された「2021 JLPGAオフィシャルトレーディングカード」収録の10枚限定の直筆サインカードが「ヤフオク！」にて15万円で落札された。
それでは、女子ゴルフトレカの最高落札額は一体誰だったのか？オークション結果検索サイト「オークファン」などによる11月30日現在のTOP10は次の通りだった。
【1位】渋野日向子（10枚限定）＝22万3000円
【2位】稲見萌寧（10枚限定）＝15万円
【3位】原英莉花（30枚限定）＝12万円
【4位】稲見萌寧（10枚限定）＝10万円
【5位】原英莉花（70枚限定）＝9万9500円
【6位】小祝さくら（10枚限定）＝9万円
【7位】原英莉花（30枚限定）＝8万2000円
【8位】西村優菜（10枚限定）＝8万1600円
【9位】原英莉花（30枚限定）＝8万1000円
【10位】西村優菜（10枚限定）＝7万7999円
賞金ランキング2位の古江の最高額は10枚限定直筆サインカードの6万8000円だった。
90枚限定サインはMINTモールにてMINT池袋店が販売中
やっぱり、今年も「しぶこ」は強かった。
なお、エポック社では、リコーカップで初Vを果たした三ヶ島かなの「Epoch One」を発売。斬新な写真で、話題を集めている。
トレカジャーナル編集部
