昨年2月に亡くなった野村克也さんをしのぶ会が12月11日、神宮球場で開催され、多くの球界関係者が訪れた。
しのぶ会は野村さんが選手や監督として在籍した前身が南海の福岡ソフトバンクや千葉ロッテ、埼玉西武、ヤクルト、阪神、東北楽天など合わせて6球団が共同で行い、神宮球場以外でも、福岡ソフトバンクの本拠地・PayPayドーム、東北楽天生命パーク、大坂市内にも献花台が設けられた。
神宮球場では、ヤクルト監督時代の教え子でもある古田敦也さんを筆頭に、今年、日本一に輝いた高津臣吾監督、阪神時代に指導を受けた北海道日本ハム・新庄剛志監督、阪神・矢野燿大監督、東北楽天・田中将大投手ら、豪華な顔ぶれが勢ぞろい。指揮官として4球団で1565勝1563敗を残しリーグ優勝5度、日本一3度に輝いた成績だけでなく、野村さんの指導者としての功績が改めてクローズアップされた。
しかし、である。野村さんは現役時代、選手としてもすごかった。史上2人目、戦後初、パ・リーグ初の三冠王を達成。MLBでもなかった初の捕手によるトリプルクラウンである。通算657本塁打、通算1988打点、2901安打はNPB歴代2位。パ・リーグ最多記録となる本塁打王を9回、打点王を7回獲得し、パ・リーグ最多記録となる5回、MVPを受賞し、ベストナインには最多の19回も選出された。
そのスラッガー、野村さんのトレーディングカードがまた、カッコいい。
EPOCH「2018 OBクラブ バッティングリーダーズ」の直筆サインカードは3枚限定のシリアル2/3。レトロな南海のユニホームに背番号19が映える。MINT立川店=280,000円。
⇒ EPOCH「2018 OBクラブ バッティングリーダーズ」野村克也 3枚限定直筆サイン
BBM「2018 ホークス80周年」は球団史を振り返った貴重なトレカ。野村さんの直筆サインカードは30枚限定でシリアルは17/30。若かりし野村さんの笑顔に古き良き時代を思い出す。MINT浦和店=250,000円。
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「しのぶ会」では午後からは、一般の参列者からの献花も受け付け、多くのファンがグラウンドに列を作って野村さんに最後の別れを告げた。野村さんの豪快な打撃はファンの胸に、トレカの中に大きな思い出として残っている。
トレカジャーナル編集部