サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」が1月30日、女子ワールドカップ(2023年7月=豪州、ニュージーランド)への予選を兼ねた「AFC女子アジアカップ・インド2022」で9大会連続の女子W杯出場を決めた。準々決勝で、タイに7-0と勝利。この大会で上位5チームに与えられるW杯出場権を獲得した。
試合開始早々に負傷したFW田中美南に代わって前半9分から出場したFW菅澤優衣香が同27分に先制ゴール。MF宮澤ひなたの折り返しを滑り込んで決めた。1点リードで折り返すと、後半も3得点。ほかの2得点もアシストがつき、チームは7‐0で圧勝した。
この試合まで無得点だった菅澤は「どの得点もアシストのボールが良かったので、しっかり入って良かったです。W杯出場権獲得は最低限の目標だった」と笑顔を見せた。それでも「(この大会で)準決勝、決勝と勝ってチャンピオンになれるように頑張りたい」」と大会3連覇へ気を引き締めた。
菅澤はアルビレックス新潟レディース、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースを経て、2017年から浦和レッズレディース(三菱重工浦和レッズレディース)に所属。なでしこリーグ1部で得点王を3回、獲得し、20年には最優秀選手賞に輝いた。日本女子代表にはU-20、なでしこジャパンに2010年から招集。今回の4得点を含め、なでしこジャパンでは国際Aマッチ81試合に出場し28得点をマークしている。
経験豊富な31歳のベテランだけに、トレーディングカードもサインカードをはじめ、多く発行されている。さらに、なでしこジャパンのトレカも来年にW杯へ向けて盛り上がっていきそうだ。
トレカジャーナル編集部