MLBカードの定番アイテム、TOPPS「Topps Series 1」が発売された。大谷翔平投手(ロサンゼルス・エンゼルス)がカードナンバー#1に選ばれ、パックもボックスも投打の二刀流の大谷の写真を使った「大谷づくし」となった今回の「Serie 1」は大人気。ジャンボ版はすでに店頭から姿を消し、ホビー版も発売から1週間程度で品薄になるほどのヒットとなった。
毎年、バリエーションが楽しめるこのブランド。今年は恒例のレジェンド選手の「Legend Variation」のほか、昨年、実施された「Field of Dreams 」がバリエーションとして採用された。バリエーションにはSP (Short Print) 、SSP (Super Short Print) とジャンボパック版のみのUltra Super SSP があり、「Legend Variation」にも「Field of Dreams Variation」にもSP、SSPが存在する。
バリエーションの出現率はホビー版が
SP(Short Print) Variation – 1:112 packs
SSP(Super Short Print) Variation – 1:3,341 packs
ジャンボパック版が
SP(Short Print) Variation – 1:34 packs
SSP (Super Short Print) Variation – 1:1,018 packs
Ultra Super SSP Variation – 1:39,226 packs
となっている。
それぞれのバリエーションを見分けるのはカード裏面にあるナンバーの下3ケタで
Base Cards – #543
SP (Short Print) Variation – #560
SSP (Super Short Print) Variation – #561
Ultra Super SSP Variation – #562
Ultra Super SSP Variationは5種類しかなく、ロナルド・アクーニャJr.外野手、ホーヘイ・ソレア外野手、フレディ・フリーマン内野手、オジー・アルビーズ内野手、ダンズビー・スワンソン内野手のアトランタ・ブレーブス所属の選手が選ばれた。
注目の大谷のバリエーションもあり、ダルビッシュ有投手(サンディエゴ・パドレス)のバリエーションは打撃フォームの写真が使われている。今季からMLBでは両リーグともにDH制が導入されるため、投手が打席に立つ機会は殆ど無くなる事が予想される。ダルビッシュのこのバリエーションカードは後年、貴重な1枚となり得るかも知れない。
他にユニークなものでは、マット・チャップマン内野手(オークランド・アスレチックス)のSP Variationが、なぜか、バスケットボールの審判のシャツを着て、バスケットボールを片手にしている。試合後のロッカールームでの様子なのか、ユニホーム姿のチームメートも背後に写っている。
バリエーションは希少性が高く、市場価格も高くなっている。
トレカジャーナル編集部