明治安田生命J1リーグの2022年シーズンが開幕した。2月18日にはオープニングゲーム(等々力)で、史上2クラブ目の3連覇を目指す川崎がFC東京を1-0で下した。
30年目を迎えたJリーグの今季初ゴールはレアンドロ・ダミアンがヘッドで決めた。後半36分、コーナーキックを頭で合わせた。07~09年の鹿島以来となる3連覇がかかっていた19年シーズンは4位に沈んだ川崎だが、快挙に向けて厳しい戦いを制して好発進した。
敗れたFC東京だったが、青森山田高の主力として選手権を制し今季ナンバーワンルーキーとの呼び声も高い松木玖生が開幕スタメンデビューを果たした。ディエゴ・オリベイラへのラストパスや、こぼれ球に反応したシュートを放つなど存在感を見せたが、後半27分に交代。94年の市原FW城彰二(鹿児島実)、98年の磐田FW高原直泰(清水東)に次ぐ24年ぶり3人目の高卒新人のJ1開幕戦デビュー弾はならなかった。
今季のJ1は昨季の20チームから従来の18チームに戻り、2回戦総当たりで全34試合。W杯カタール大会が開催されるため、例年より早い11月5日に最終節を迎える。下位2チームはJ2に自動降格し、16位がプレーオフを勝ち上がったJ2チームとの入れ替え戦を行う。
メモリアルシーズンの開幕に合わせ、エポック社のオンデマンドカード「Epoch One」も今季初カードの発売予定が発表された。開幕節からノミネートされたのは、2月19日の対名古屋戦でJ1通算400試合出場を記録した槙野智章(神戸)ら8枚。今年は野球、女子サッカーとともにデザインを一新。これまで通り、期間限定で話題の選手、試合をカード化していく。
トレカジャーナル編集部