サッカーJリーグの松木玖生のルーキーカードが登場した。EPOCH社のオンデマンドカード「Epoch One」が2月18日の対川崎フロンターレ戦でのデビューをカード化した。
松木はこの試合で高体連出身選手としてはクラブ史上初となる開幕戦先発デビュー。72分にベンチに下がるまで、球際の強さや強烈なミドルシュートを放つなど、デビュー戦とは思えないパフォーマンスを見せた。リーグ戦にはここまで4試合に出場。ゴール、アシストともにまだ記録していないが、ゴールデンルーキーとして存在感を見せている。
松木は青森山田高1年から輝いていたMF。全国高校サッカー選手権大会には1年時から出場し、連続準優勝に続き、昨年は全国制覇を成し遂げた。
高校時代からU-15、16、17の日本代表に招集されてきたが、昨年10月のAFC U-23アジアカップ予選では、U-22日本代表に18歳ながら「飛び級」で招集され、ゴールも決めた。UAEで行われているU-23ドバイカップにはU-21日本代表に招集され、3月23日の対U-23クロアチア代表戦にも65分から出場。試合の流れを変え、1-0の初戦勝利に貢献した。
欧州のクラブからも注目されていた松木がFC東京入団を決めた理由のひとつが、FC東京に復帰した日本代表・長友佑都の存在があった。FC東京の入団会見で「長友選手は海外でもいろいろな国で挑戦していて、海外向けのメンタリティもそうですし、ピッチ外のところでも凄く努力されている選手だと思うので、いろいろな部分を真似していきたい」と話した。長友のように世界に羽ばたく時は必ず、来る。その時、このルーキーカードはどんな評価を受けるのだろう。
トレカジャーナル編集部