NPBはオープン戦が終了。まだ、正式な開幕一軍登録選手の発表はないが、メンバーもほぼ固まった。注目のルーキーでは、千葉ロッテのドラフト1位ルーキー・松川虎生捕手が開幕スタメンが有力に。巨人では堀田堅慎、山﨑伊織の両投手が開幕ローテーションをほぼ確実にし、ドラフト3位ルーキーの赤星優志の3戦目の先発が濃厚になった。松川と赤星はBBM「ルーキーエディション」のルーキーカードも注目度が急上昇。デビューの内容次第ではさらに市場価格もアップしそうだ。
※ランキングには3月21日までのオークション落札価格、トレカショップでの実売価格とオープン戦の記録などを集計した。
【10位・赤星優志(読売ジャイアンツ)】
3月21日の東北楽天とのオープン戦で6回を5安打1失点に抑え、防御率を1.06とし、柳(中日)と並び、オープン戦12球団トップに。「ヤフオク!」でもBBM「ルーキーエディション」の50枚限定パラレルが2,000円前後と落札額を上げてきた。開幕後は毎週日曜日の先発が有力視されており、「サンデー上原」として20勝をあげた99年の上原浩治の再来を期待する声も上がっている。
【9位・松川虎生(千葉ロッテマリーンズ)】
経験を積むためにスタートした一軍キャンプを完走。オープン戦では打率.136ながら守備で結果を残し、2006年の炭谷銀仁朗以来となる史上3人目の高卒新人捕手の開幕スタメンが有力になった。「ヤフオク!」ではBBM「ルーキーエディション」の背番号と同じ2枚限定のシークレット版赤箔サインカードが53,000円で落札。1 of 1の直筆色紙交換券が77,777円で落とされた。
【7位・石川昂弥(中日ドラゴンズ)】
3月21日の千葉ロッテとのオープン戦で4戦連続安打となる左翼線二塁打。オープン戦はチームでただひとり、全試合にフル出場し打率は.224も、チーム今季初本塁打となる2ランも放った。プロ3年目の石川だが、今年のBBM「ルーキーエディション」には、15枚限定でサインカードが封入された。「ヤフオク!」では41,999円、31,500円、30,000円と高額落札が続いている。
【ランク外の注目選手】
選手ではないが、久しぶりのトレカ登場が待たれるのが、新庄剛志監督(北海道日本ハム)だろう。オープン戦での采配でも話題を集めたが、21日には「東京ガールズコレクション」にモデルとして登場。トレカ映えするビッグボスだが、サインはしないと宣言しており、箔サインも作られるのか、興味深い。「ヤフオク!」では過去のトレカが売買され、3月12日にはBBM「1999 阪神タイガース」の100枚限定バットカードが78,000円で落札。昨年11月には同じカードが45,000円で落札されており、大幅なアップとなった。
※次週からは昨年通り、ベスト20を掲載します。
TCJデータチーム