NBAは4月10日、レギュラーシーズンの全日程を終え、プレーオフ進出チームと、各スタッツのリーダーが確定した。大接戦となった得点王争いは、フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードが平均30.6得点を記録し、自身初となるタイトルを獲得した。
エンビードはカメルーン出身で、米国外出身選手が得点王になるのはNBA史上初。センターとしては、1999-00シーズンのシャキール・オニール(29.7得点)以来、76ers選手の得点王は、2004-05シーズンのアレン・アイバーソン(30.7得点)以来、となった。
今季40得点以上をリーグトップの13試合で記録した。出場した最後の4試合で44得点(クリーブランド・キャバリアーズ戦)、45得点(インディアナ・ペイサーズ戦)、30得点(トロント・ラプターズ戦)、41得点(ペイサーズ戦)をマーク。2位のヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)を引き離した。レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)は足首の負傷で残りの試合に出場せず、規定試合数に届かなかった。
今回の得点王争いで注目度もアップしトレカの人気も急上昇。MINTモールにもエンビードのトレカが多数、出品されている。
リバウンドは平均14.7リバウンドを記録したルディー・ゴベア(ユタ・ジャズ)がニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)の13.8リバウンドを上回り、初のリバウンド王を獲得した。アシストはクリス・ポール(フェニックス・サンズ)が平均10.8アシストを記録し、2014-15シーズン以来、通算5度目となるアシスト王に輝いた。
スティールは平均2.0本のデジャンテ・マレー(サンアントニオ・スパーズ)、ブロックは平均2.3本のジャレン・ジャクソンJr.(メンフィス・グリズリーズ)で、それぞれ初タイトルとなった。フィールドゴール成功率は71.3%でゴベア、3ポイント成功率は45.0%でルーク・ケナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)、フリースロー成功率は92.4%でジョーダン・プール(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)がトップだった。
プレーオフは16日からスタートする。
トレカジャーナル編集部