サッカーのドイツ1部リーグのブンデスリーガで、バイエルン・ミュンヘンが4月23日、リーグ10連覇を達成した。10連覇は2012~20年にユベントスが記録したセリエA9連覇を抜き、欧州5大リーグのクラブで史上初の快挙となった。バイエルンはこの日、ボルシア・ドルトムントを3‐1で下し、3試合を残し、勝ち点で2位のドルトムントに12点差をつけ、32度目の優勝を決めた。
試合は、セルジュ・ニャブリとロベルト・レバンドフスキのゴールで2点をリードして前半終了。後半にPKで1点差とされたが、ジャマル・ムシアラの得点で勝負を決めた。
バイエルンはドイツ国内では圧倒的な王者だが、欧州チャンピオンズリーグでは準々決勝で敗退していた。就任1年目のユリアン・ナーゲルスマン監督は本拠地に詰めかけた7万5000人の地元ファンの前でライバルを倒しての偉業に「素晴らしい気分。今日決めることの重要性は分かっていた。(準々決勝敗退もあり)簡単なシーズンではなかった」と語った。34歳でリーグ史上2番目の年少優勝監督となった指揮官は「来季はほかの大会でも結果を残して、ブンデスリーガでは11回目のリーグ優勝も達成したい」と胸を張った。
バイエルン・ミュンヘンは、次回のワールドカップで日本と同じグループで初戦に対戦するドイツ代表のメンバーが多く所属。この日、得点したニャブリ、レバンドフスキ、ムシアラのトレーディングカードもMINTモールに出品されている。
トレカジャーナル編集部