トレーディングカードのプライスガイドとして知られる月刊誌「Beckett」の野球版の最新号「#195 JUNE 2022」が発売された。話題のカード、注目のカードをランキング形式で紹介する「The Hot List」では、鈴木誠也外野手(シカゴ・カブス)のTOPPS「2021 Chrome NPB」が22位にランクインした。鈴木のトレカは今号が初登場。話題だけでなく、開幕から好調な打撃も初登場に影響したようだ。
今回の「Hot List」では、第1位は前月号に続き、マイク・トラウト外野手(ロサンゼルス・エンゼルス)のTOPPS「2011 Update」が輝いた。今年、ルーキーカードのロゴマークが入った、ワンダー・フランコ内野手(タンパベイ・レイズ)のTOPPS「2019 Bowman Chrome」が2位に、同「2022 Series 1」が3位に入った。
注目の大谷翔平投手のトレカでは、ルーキーカードのTOPPS「2018 Update」が16位に。一時期は複数の種類が同時にランクに入っていたが、開幕直後とあって、期待のプロスペクト勢にその座を明け渡した格好となった。
TOPPS「2021 Chrome NPB」は昨年、TOPPS社が初めて制作したNPBカードで、ボックスやパックは現在、日本国内では完売状態となっている。 米ネットオークション「eBay」でも鈴木や、佐々木朗希投手の「Chrome NPB」が高い落札額で売買されている。
鈴木のカブスユニホームのトレカはまだ、TOPPS社のオンデマンドカード「Topps Now」で5種類が作られているだけ。TOPPSやPANINIのトレカが登場した時、「Hot List」に何種類がランクインするか、注目される。
トレカジャーナル編集部