佐々木朗希投手(千葉ロッテ)が4月10日の対オリックス・バファローズ戦で史上16人目の完全試合を達成。世界新記録の13者連続奪三振、日本タイ記録の1試合19奪三振も樹立した。さらに、17日の対北海道日本ハムファイターズ戦では8回をパーフェクトに抑える快投。プロ野球界の話題も、トレーディング界の話題も独占した。佐々木効果で、バッテリーを組んだルーキーの松川虎生、その松川が高校時代に女房役を務めた小園健太(横浜DeNA)への注目度がアップし、トレカも市場価格を上げるなど波紋が広がった。
※ランキングには4月17日までのオークション落札価格、トレカショップでの実売価格と公式戦の記録などを集計した。
【20位・小園健太(横浜DeNA)】
佐々木朗希(千葉ロッテ)の完全試合効果で、トレカの市場価格も上がるという現象が生まれた。佐々木をリードしたドラフト1位ルーキーの松川虎生。その松川と市立和歌山高でバッテリーを組んでいた。ベイスターズにドラフト1位指名され、春季キャンプでは1軍に合流。大物の片りんを見せたが体作りもありファームへ。イースタン・リーグでの初登板が楽しみだ。BBM「2022 ルーキーエディション」の18枚限定赤箔サインは50,000円前後で取引されている。
【18位・森木大智(阪神)】
タイガースのドラフト1位は4月17日に19歳の誕生日を迎えた。ウエスタン・リーグでは3月31日の対福岡ソフトバンクホークス戦で初登板し、3回を4安打3失点と打ち込まれたが、チームの大不振もあり、数少ない光明として注目度がさらにアップしてきた。「ヤフオク!」では、BBM「2022 ICONS」の10枚限定サインカードが43,000円で落札されたほか、「2022 ルーキーエディション」の赤泊サインも20,000円を超える高い落札額を記録している。
【15位・西川遥輝(東北楽天)】
ゴールデンイーグルスの新トップバッターは、4月16日の対福岡ソフトバンク戦で1点ビハインドの9回に相手の守護神・森唯斗からバースデー弾を放って逆転勝利を呼び込み、翌17日の同カードでは初回先頭打者アーチを含む4安打4打点。MINTモールでは北海道日本ハム時代のサインでも35,000円~10,000円で数多く、販売されている。
【10位・大勢(巨人)】
4月17日の対阪神戦で自身のもつ球団新人最多セーブ記録を更新する9セーブ目。セ・リーグのセーブ争いでもトップに立った。この試合では赤星優志が2勝目をあげ、同じ試合で新人が勝ち星とセーブを挙げる球団初の快挙を成し遂げた。BBM「2022 ICONS」の30枚限定箔サインカードが「ヤフオク!」で7,501円で落札されたほか、「2022 ルーキーエディション」の箔サインもその快速球同様に市場価格を加速している。
【6位・松川虎生(千葉ロッテ)】
ドラフト1位捕手は、佐々木朗希の完全試合を攻守にアシストして株を大きく上げた。エポック社のオンデマンドカード「Epoch One」ではこの試合で佐々木のカード3種類を制作。エポワン史上2人目の快記録となったが、松川も1試合2種のカード制作を達成。好リードと6回の満塁の走者一掃の中越え二塁打がカードになった。「ヤフオク!」では、BBM「2022 ICONS」の10枚限定サインカードが70,000円で落札された。
【1位・佐々木朗希(千葉ロッテ)】
4月10日の対オリックス戦での完全試合に続き、17日の対北海道日本ハム戦で8回までパーフェクトと「令和の怪物」が止まらない。トレカもレギュラーカードでも市場価格がアップ。ルーキーイヤーを超えるフィーバーが巻き起こっている。BBM「2020 1st バージョン」が7,505円、「2020 ルーキーエディション」が5,751円。コレクターの目はTOPPS「2021 NPB Chrome」の1 of 1がいつ、市場に登場し、どれだけの価格をつけるか、になっている。
TCJデータチーム