パ・リーグは福岡ソフトバンクが南海時代の1955年以来、球団2度目の開幕8連勝、セ・リーグは読売ジャイアンツが球団史上最高の開幕9戦で8勝と開幕ダッシュに成功した。巨人は、ドラフト1位ルーキーの大勢が史上初の新人として開幕から2戦連続セーブ。他球団もルーキーだけでなく、若手が開幕から台頭。トレーディングカードもフレッシュな顔ぶれが人気を集めている。
※ランキングには4月7日までのオークション落札価格、トレカショップでの実売価格と公式戦の記録などを集計した。
【20位・末包昇大(広島東洋カープ)】
ドラフト6位ルーキーはオープン戦で結果を残し、球団新人では16年ぶりとなる開幕戦スタメン出場。初打席で左前へ弾き返し初安打初打点。さらに球団64年ぶり、3人目の開幕戦新人猛打賞の衝撃デビューを飾った。「ヤフオク!」ではBBM「ルーキエディション」の50枚限定緑箔サインが2,512円で落札されるなど、鈴木誠也に代わるスラッガーとしての期待も込めて市場価格が上がっている。
【19位・髙橋宏斗(中日ドラゴンズ)】
3月30日の対横浜DeNA戦でプロ初登板初先発。2試合目の登板となった4月7日の対東京ヤクルト戦で6回を6安打3失点に抑えプロ初勝利をマークした。2021年のドラフト1位は高卒2年目の投手では一番乗りの白星となった。トレカも潜在能力が高かった右腕だが「ヤフオク!」ではサインカードで、BBM「2021 中日ドラゴンズ」の20枚限定が34600円、「2021 ルーキーエディションプレミアム」の20枚限定が30,000円、エポック「NPB」の30枚限定が30,000円で落札された。
【12位・野村佑希(北海道日本ハムファイターズ)】
BIGBOSS(新庄剛志監督)率いる新生ファイターズは開幕から苦戦が続くが、トレカ界でも人気のホープは4月6日の対千葉ロッテ戦で今季1号の先制ソロ。チームのサヨナラ勝ちにつなげた。サインカードは安定の市場価格でBBM「2022 ICONS」の5枚限定が18,888円、25,000円と立て続けに出品、落札された。
【10位・大勢(読売ジャイアンツ)】
4月6日の対広島戦で9回を三者凡退に抑え、開幕から自身7戦目の登板で7セーブ。チーム今季11試合目で、早くも1978年の角三男が持つ球団新人最多セーブ記録に並んだ。ドラフト1位守護神は開幕と同時に飛び出し、BBM「2022 ルーキーエディション」の15枚限定赤泊サインが14,000円で「ヤフオク!」にて落札されたほか、30枚限定の青箔に7,501円、50枚限定の緑箔に5,000円以上の落札額がついた。
【7位・石川昂弥(中日ドラゴンズ)】
プロ3年目を迎えた2020年のドラフト1位は初の開幕スタメン出場。立浪和義監督は三塁で起用していく方針だが、4月5日の対東京ヤクルト戦では神宮球場の左中間スタンドへプロ初本塁打となる勝ち越しアーチ。ドラゴンズだけでなく、NPBを代表する和製大砲への期待は大きく、「ヤフオク!」ではBBM「2022 ICONS」に封入されたサインカードが29950円、39800円で落札。今後の打撃次第でさらに市場価格を上げるのは間違いなさそうだ。
【1位・佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)】
プロ3年目の今季は、開幕ローテーション入り。3月27日の対東北楽天戦では今季初登板初勝利はならなかったが、自己最速の164キロを記録。4月3日の対埼玉西武戦では自己最長タイの8回を投げ、3安打1失点。MAX163キロの剛球で自己最多の13三振を奪い、本拠地ZOZOマリンでの初白星を記録した。「ヤフオク!」で、カルビー「2022プロ野球チップス 第1弾」のインサート「スターカード」の金箔サインパラレルが4,750円で落札されるなど直筆サインカードだけでなく、パラレル系の市場価格もさらに上がってきた。
【ランク外の注目選手・清宮幸太郎(北海道日本ハム)】
3月26日の対福岡ソフトバンク戦で4番に起用され今季1号ソロ。4月6日の対千葉ロッテ戦で2号ソロ。ドラフト1位で入団し3年連続で7本塁打。昨季は一軍出場がなく、迎えたプロ5年目の今季。BIGBOSSの指示もあり、減量してスリムになって臨んでいるが復活の兆し。サインカードも、エポック「2020 パ・リーグプレミアエディション」の5枚限定が8,250円、BBM「2021 ルーキーエディション」の20枚限定が6,870円と全盛期には遠いが、トレカ人気も復調の気配を見せている。
TCJデータチーム