今回は、「KYOGOAL」でヨーロッパ中から熱い注目を浴びる古橋亨梧選手を取り上げる。
今やスコットランドの名門セルティックFCの絶対的なエースに成長した古橋亨梧選手だが、中大卒業後にプロ入りを目指したものの、なかなかチームが決まらず、一時はプロを諦めたほど。心機一転し、匡梧から名前を亨梧に改め、2017年に当時J2のFC岐阜に加入した。J2開幕戦から全試合にスタメン出場し、才能が頭角。持ち味のスピード、相手の裏への絶妙な抜け出し、決定力の高さでゴールを量産。2018年途中に、J1ヴィッセル神戸に移籍し、さらに成長。この年には13試合で5ゴールをマーク。イニエスタとのホットラインで、2021年までの神戸在籍期間でリーグ戦は95試合に出場して、42ゴールと驚異的な結果を残した。
そして、21年夏、セルティックFCの監督に就任した前横浜F・マリノス監督ポステコグルーが熱望して、26歳の遅咲きながら古橋選手の海外クラブへの移籍が決まった。まさに異色のキャリアの持ち主だ。
移籍1年目はケガで戦列を離脱することもあったが、20試合で12ゴールをあげ、得点ランキング2位、年間ベストイレブンにも選出された。リーグカップ制覇、2年ぶりのリーグ優勝に貢献。中でもリーグカップ決勝での逆転弾となるループシュートは、年間ベストゴールに選出される程に美しいものだった。ディフェンスラインの一瞬の隙を突いて裏に抜け出し、背後から送られたパスのバウンドに上手く合わせ、ダイレクトループを見事に決めてみせた。これも彼の持ち味のゴール前での冷静さを象徴するゴールと言える。
日本代表としては、2019年のベネズエラ戦でデビュー。ワールドカップアジア2次予選も含めてA代表12試合3ゴールを記録している。今年11月に開催されるカタール・ワールドカップを戦う森保ジャパンにとっても、センターフォワードを中心に攻撃なポジションのどれもこなす古橋選手の存在は、得点力アップが必要な中、不可欠な存在になるだろう。
トレカも、こうした評価を踏まえて販売価格もうなぎ登りだ。最近発売されたTOPPS NOWでは、ゴールを決めた後の独特なポーズがカード化され、話題となっている。
また直筆サインカードは、2019年以降のヴィッセル神戸在籍以降のものになるが、相場的には4万5000円前後。
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日本代表トレカの直筆サインカードは、発行された種類そのものが少なく希少価値がついている。
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これからの活躍次第で、さらに高額になる可能性もあり、買うなら今がチャンスだと言える。
Chief(ライター)
国内サッカーを中心にトレカの世界を長年に渡って見守って来た元スポーツ雑誌編集者。横浜F・マリノスサポーター。ラグビー、相撲にも造詣が深い。