数多くのギャグで国民的な知名度を誇るコメディアン、お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜平さんの突然の訃報が、さまざまな方面に衝撃を与えており、プロ野球界、トレーディングカード界からも上島さんを偲ぶ声が相次いでいる。
横浜DeNAベイスターズの三浦大輔監督は12日、対読売ジャイアンツ戦の試合前に「信じられないですし、残念です」と沈痛な表情を浮かべた。ダチョウ倶楽部は2015年から6度、始球式に登場。「球場やセレモニーやイベントで非常に盛り上げていただきました。ご冥福をお祈り申し上げます」と語った。
BBMでは「2021 FUSION」にダチョウ倶楽部の横浜スタジアムでの始球式でポーズを取る上島さんら、ダチョウ倶楽部の3人をカード化。50枚限定で上島さんの直筆サインカードも作り、人気を集めた。
また、東京ヤクルトスワローズの球団マスコット、つば九郎は、上島さんの代表的なギャグのひとつである「くるりんぱ」をリスペクトした「空中くるりんぱ」のパフォーマンスを神宮球場で披露している。
上島さんは「くるりんぱ」と言って帽子を回転させてかぶり直すが、つば九郎は自らの大きなヘルメットでチャレンジ。なかなか成功しないが、その愛らしい姿に球場からは常に歓声が飛んでおり、2018年にはエポック社が、2022年のBBMのチーム別アイテムでは「空中くるりんぱ」の挑戦場面がカード化されている。
この日までにネット上では、上島さんの急逝を悼み、つば九郎へのエールが次々と書き込まれた。
トレカジャーナル編集部