大谷翔平投手(ロサンゼルス・エンゼルス)が5月14日、MLB通算100本塁打を達成した。敵地オークランド・コロシアムでのオークランド・アスレチックス戦、ダブルヘッダー第2試合の5回、今季7号2ランを放ち、メジャー4年目で大台に到達した。
5点リードの5回無死二塁、オラーの初球、93マイル(約150キロ)を弾き返した。打球は美しい放物線を描き、バックスクリーン左へ飛び込んだ。「大きい数字だと思うので、励みにしたいなと思います。もっともっといい数字を残せるように頑張りたい」と大谷はかみしめるように話した。
MLBで本塁打を記録した日本人選手は19選手いるが、100本塁打到達は松井秀喜外野手(ニューヨーク・ヤンキースなど)、イチロー外野手(シアトル・マリナーズなど)に次ぐ史上3人目となった。松井(通算175本塁打)は636試合目、イチロー(同117本塁打)は1851試合目での達成で、大谷は最速ペースでの到達だった。
また、ベーブ・ルース(ニューヨーク・ヤンキースなど)以来、史上2人目となる100本塁打&250奪三振も達成した。ルースは通算714本塁打、488奪三振。大谷はこの試合まで通算100本塁打、268奪三振となった。ルースの100号も、1920年9月24日のセネタースとのダブルヘッダーの第2試合だったが、通算529試合目で、大谷の方が85試合早く達成した。
15日にはTOPPS社のオンデマンドカード「Topps Now」で、100本塁打を記念したサインカード5種類が発売されたが、秒殺で完売。日本では真夜中の受付スタートとなったが、日本からの申し込みも多かったようだ。
その直後にスタートしたアスレチックス戦で大谷は初回に先制8号2ラン。大谷はNPBの北海道日本ハムファイターズで、通算48本塁打を記録しており、日米通算150号へ大手をかけた。
トレカジャーナル編集部