男子プロバスケットボールのBリーグは5月29日、東京体育館でチャンピオンシップ(CS)決勝の第2戦を行い、宇都宮ブレックスが琉球ゴールデンキングスを82‐75で2連勝。初代王者が5季ぶり、2度目の王者に輝いた。宇都宮は賞金5000万円を獲得した。
MVPは比江島が受賞した。昨季は8得点に終わり、チームも敗れたCS決勝2試合で、今年は、第1戦で17得点、そして、この第2試合で24得点の合計41得点。雪辱を果たしての頂点に、試合終了の瞬間、比江島は身を震わせた。「昨年は同じ舞台でふがいないプレーをして本当に悔しい思いをした。個人としてもチームとしても成長が感じられたシーズン。やってきたことは間違いじゃなかったと証明できた」。
主力選手の退団で戦力は低下した。それでも、「今季はチームのためにプレーできる選手がそろっていた。このチームは絶対成長し続けられると思っていた」と主将の田臥勇太は話した。レギュラーシーズンは東地区4位と苦しんだが、ワイルドカードで出場したCSは準々決勝から6連勝。怒涛のスパートで全62試合の終盤を駆け抜けた。
比江島のトレーディングカードはBリーグカードの中でも人気の1枚。「ヤフオク!」などでもこれまで他の選手に比べて高額な5,000円以上でサインカードが落札されているが、BBM 「2021 B.LEAGUE 2020-2021 FAST BREAK 1st HALF」の10枚限定インサート直筆サインが24,500円で落札された実績もある。
トレカジャーナル編集部