ル・マン24時間レースで平川亮らが優勝、小林可夢偉らは2位に! カーレーストレカの人気爆発に期待!【ニューストピックス】

WEC世界耐久選手権第3戦、第90回ル・マン24時間レースの決勝レースが6月12日にフランス、ル・マンのサルト・サーキットで行われ、トヨタの平川亮らの8号車が優勝した。2位には昨年Vの小林可夢偉らの7号車が入り、トヨタがワンツーフィニッシュを飾り、5連覇を達成した。
新型コロナウイルス規制が解除され、24万4200人が62台の激走を見守った。その規模の大きさはケタはずれで、1923年に始まったこのレースの人気と注目の高さがわかる。その大歓声の中、「トヨタGR010ハイブリッド」でハイパーカークラスに参戦しているTOYOTA GAZOO Racingの2台がゴールを駆け抜けた。

平川亮はセバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレーとチームを組み、ポールポジションから完璧なレース運びで380周を走破した。ブエミはこの勝利で自身のル・マン通算優勝記録を4回へと伸ばし、スイス人ドライバーとしての最多勝記録を更新した。ハートレーも自身3度目の勝利でニュージーランド人の最多勝を記録した。

3度目のル・マン出場となった平川はTGRのドライバーとしては初のハイパーカークラス参戦。最高峰のクラスでのデビュー戦で総合優勝を勝ち取った。日本人ドライバーとして5人目の表彰台に立った。

「伝説のドライバーが並ぶ、ル・マンウイナーのメンバーリストに名を連ねることができ、光栄です。まだ夢が叶ったという実感がありません。ずっと接戦で、とくに7号車とは素晴らしいバトルができました。TGRのメンバーとして初めてのル・マンでワン・ツー・フィニッシュを飾れたというのも最高ですし、ハードワークを続けてくれたチーム全員に感謝します」と平川は謙虚に喜びを口にした。

小林はマイク・コンウェイ、ホセ-マリア・ロペスと7号車に乗った。レース序盤から8号車と僅差のトップ争いを繰り広げていたが、総合首位で迎えた256周目にフロントモーター関連の電装系トラブルに見舞われ一時ストップ。このタイムロスが響き、2分1秒222差で8号車に届かなかった。

「残念ながら我々の7号車は朝方、トラブルに見舞われリードを失ってしまいました。8号車とはそれまでずっと僅差の良いバトルを繰り広げていただけに、残念です。24時間レースではこういうことも時々起こります。ワン・ツー・フィニッシュを目指してル・マンに挑みましたが、チーム全員の頑張りによりそれを達成することができ、本当に感謝しています」と小林は話した。

ル・マンで4度目のワン・ツー・フィニッシュを達成したトヨタは、WECのマニュファクチャラーズランキングで首位に浮上。2位のアルピーヌに22ポイント差をつけた。ドライバーズポイントでも8号車の3人が2位に躍進し、首位のアルピーヌ36号車組に3ポイント差に迫った。7号車の3人は選手権首位と20ポイント差のランキング4番手につけている。

カーレースとそのトレーディングカードは、この日の大観衆のように、世界的には他のスポーツに負けない人気を誇っている。平川はこれまで所属したチームでのオリジナルカードは作られている。小林はBBMのオールスポーツカードでカードがある。日本でもF1トレカのブレークで、注目度は高まっている。歴史あるレースでの今回のふたりのワンツーフィニッシュはその勢いを加速させるかもしれない。

トレカジャーナル編集部

追記)平川のカードはその後、BBM「2022 Infinity」に収録された。

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