東京五輪バスケットボール男子代表の馬場雄大がNBAゴールデンステート・ウォリアーズのミニキャンプに招待された。馬場は今季、NBA選手の育成を目的としたNBAGリーグのテキサス・レジェンズで2年ぶりにプレーした。
6月27日からのミニキャンプで評価を受ければ、7月2、3日に行われる若手のカリフォルニア・クラシック・サマーリーグへ、さらに同7日から始まるサマーリーグに出場できる。サマーリーグではウォリアーズとの契約だけでなく、他球団からの誘いも期待できる。
馬場は19年7月にダラス・マーベリックスの一員としてNBAサマーリーグに参加。9月にマーベリックスと「エキシビット10」契約を結び、ミニキャンプに参加後、プレシーズンゲームにも出場した。17‐18年、18‐19年にBリーグのアルバルク東京に所属し優勝。18‐19年にはファイナルでMVPに。Bリーグ出身者で初のNBA契約選手となった。
ウォリアーズは今季、4年ぶりにNBAファイナルを制した王者。ファイナルでMVPに輝いた年俸約60億円のスーパースター、ステフィン・カリーがおり、今秋にはNBAジャパンゲームで来日し、八村塁の所属するワシントン・ウィザーズと対戦する。
これまでNBAでプレーした日本人選手は田臥勇太、八村、渡辺雄太の3人。八村はNBAドラフト1位指名を受けたが、田臥と渡辺はサマーリーグでチャンスをつかんだ。198センチのシューティングガード/スモールフォワードに日本人4人目のNBAプレーヤー誕生の期待が高まる。
馬場のトレカはアルバレク東京時代のBBMや、日本代表のものがある。馬場がNBAのコートに立つ「その日」のために、今のうちにゲットしておきたい。
トレカジャーナル編集部