女子ゴルフの勝みなみが国内での87ホール連続ノーボギーの新記録を達成した。NEC軽井沢72ゴルフトーナメントの初日となった8月12日、15番パー4でボギーになるまで記録を延ばした。記録の残る1990年以降では2021年に山下美夢有がマークした86ホールを上回った。
73ホール連続ボギーなしで臨んだ今大会。前半を3バーディー、ノーボギー。後半も12番パー3を1メートルにつけてバーディー。続く13番パー5でパーとして、山下の記録に並んだ。さらに、14番パー4は第2打をピン手前9メートルにつけ、楽々とパー。87ホール連続の新記録を達成した。
前週のAIG全英女子オープンは10オーバーで予選落ち。「またイチからだと思っていた。(記録は)全然、意識してなかった。(ホールアウト後)さっき誰かに『新記録だよ』と言われて」と試合に集中していたことを明かした。
7月の楽天スーパーレディースは、史上初となる、4日間大会でのノーボギー優勝で通算7勝目をあげた。その前週の最終日から記録は続いていた。
攻めのゴルフが身上という「黄金世代」の24歳。「だいぶ成長を感じる。これこそメリハリ。取れるホールを取って、守るホールは守るというのができていると思う。いいスタートが切れた。また頑張りたい」5バーディー、1ボギーの68の4アンダーで6位につけ、手ごたえを口にした。
楽天スーパーレディースでの優勝は「Epoch One」でカードになった。日本女子プロゴルフ協会のツアーをPRする「JLPGAブライトナー」の6選手のうちのひとりでもある。そのカードも作られた。もちろん、エポック社の「JLPGA オフィシャル トレーディングカード」でも毎年、カードになっている。そんな勝が新しい勲章を手にした。
トレカジャーナル編集部