女子ツアーのスコットランドオープンの最終日が7月31日、英国・ゲイレスのダンドナルド・リンクスで行われ、古江彩佳が10バーディー、ボギーなしの大会コース記録タイの62をマーク。大会コースレコードを更新する通算21アンダーで逆転優勝を飾り、米ツアー本格参戦1年目で初勝利を挙げた。
古江と同じ9位から出た畑岡奈紗は通算15アンダーで7位。48位で出た笹生優花は算9アンダーの24位だった。
米、欧州ツアー共催のこの大会。首位と4打差の9位から出た古江は最終18ホールも2メートルのバーディーパットを沈め、この日だけで10個目のバーディーを奪取。ようやく笑顔を見せた。「本当にすごく集中してプレーできた。ルーキーイヤーで優勝できると思っていなかったので、本当にうれしいです」
首位と4打差の9位から最終組の3組前でスタート。持ち味のショットの精度の高さを発揮した。11番までに奪ったバーディーはすべて4メートル以内につけた。4日間のパーオン率は84.7%だった。
日本ツアーで通算7勝、昨季の賞金ランキング2位(約2億4674万円)の22歳は、今季から米ツアーメンバーに。今回が16試合目の出場だったが、ここまで予選落ちは2度だけ。5月の「バンクオブホープ・マッチプレー」では2位に入り、着実にステップアップ。ルーキーイヤーでの優勝を手にした。
「優勝できてうれしいので、また優勝できるように頑張る」。次戦は「AIG全英女子オープン」は8月4日に開幕する。メジャー初優勝へ、目標もピタリとつけた。
EPOCHの女子ゴルフトレーディングカードも人気の古江だが、今回の優勝で市場価格も上がりそうだ。
トレカジャーナル編集部