KBO(韓国プロ野球)のロッテ・ジャイアンツの李大浩(イ・デホ)が8月14日、対起亜タイガース戦(光州チャンピオンズフィールド)で2安打し、KBO通算2147安打を記録。MLB(シアトル・マリナーズ)での74安打、NPB(オリックス・バファローズ、福岡ソフトバンクホークス)での622安打を合わせ、日米韓通算2843安打とした。
これで、KBOでデビューした選手として「プロ野球」通算最多安打となった。これまでの最多は、KBO(三星ライオンズ)で2156安打、NPB(千葉ロッテマリーンズ、巨人、オリックスバファローズ)で686安打を合わせ、通算2842安打を記録した李承燁(イ・スンヨプ)だった。
初回に適時打、9回には適時二塁打をマークし2安打2打点。6月に40歳になった李大浩はプロ22年目。今季限りでの現役引退を表明しているが、この試合も「4番・DH」でスタメンに名を連ね、結果を出した。12年前のこの日、2010年8月14日には9試合連続本塁打。MLBにもNPBにもない世界記録を達成した。
来日1年目の2012年にはいきなり打点王に輝いた李大浩のトレーディングカードは多い。マリナーズ時代に作られたTOPPS「Chrome」にはサインカードもある。そのカードの人気は韓国製のカードも含め、3つの国のプロ野球で輝いた李大浩にふさわしい。
トレカジャーナル編集部