東京ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手が8月2日、NPB新記録となる5打席連続本塁打を達成した。神宮球場での対中日ドラゴンズ戦の3回1死一塁、柳からこの試合2打席連続アーチとなる左中間への39号2ラン。7月31日に甲子園で行われた対阪神タイガース戦で記録した3打席連続弾を含め5打席連続の本塁打となった。
この試合の初回には右翼席上段へ、史上14人目となる4打席連続本塁打。22歳の若武者が王貞治さんら過去13人が挑戦して敗れた5打席連続の壁を一気に打ち破った。
試合後のヒーローインタビューでも村上らしさが発揮された。「疲れました。(5打席連続弾がNPB新記録とは)知りませんでした」。
4打席連続の38号は意識していた、という。「夢でホームランを打つ夢を見たので、もしかしたら打てるんじゃないかと打席に立ちました。連続記録はもしかしたらいけるんじゃないかと思ったので普段通り集中して立ちました」
そして、続く3回の打席は「5打席連続打てたらいいなあくらいの気持ちで。ちょっと狙ってましたけど、そのくらいの気持ちでいきました。体勢崩されたんですけど、左手の感覚もすごく良かったですし、その前の右手のフォロースルーも良かったのでもしかしたら入るんじゃないかと思って走っていました」。
6回の先頭で回ってきた3打席目は左翼線への二塁打だった。「4番としてチームの勝ちを大事にしているので、今日は今日で喜びに浸って、また明日勝てるようにしたい」と胸を張った。
甲子園での3連発は「Epoch One」で、迫力満点に1枚のカードに収められた。神宮での2本塁打がどんなデザインでカードになるのかも楽しみになった。
MINTモールで販売されている村上のシングルカードの最高額はEPOCH「2018 東京ヤクルトスワローズ STARS&LEGENDS」の56枚限定サインのファーストナンバー(1/56)の250,000円。 「ヤフオク!」での過去180日間の最高落札額はBBM「2020 東京ヤクルトスワローズ」の1 of 1サインで256,000円。快挙達成で市場価格も高騰しそうだ。
トレカジャーナル編集部