NBAニューヨーク・ネッツは8月28日、渡邊雄太と契約を結んだことを発表した。昨季、トロント・ラプターズでプレーした渡邊は今オフ、フリーエージェントになっていた。
米ジョージ・ワシントン大を卒業して2018-19シーズンにメンフィス・グリズリーズでNBAデビュー。日本人2人目のNBA選手となった。グリズリーズで2年、ラプターズで2年プレーし、米国メーカー製のトレーディングカードも多い。また、渡邊はバスケットボール男子の日本代表の一員でもあり、こちらのカードは日本でも多く、作られている。
渡邊は自身のSNSで「あくまでまだ無保証のキャンプ契約です。崖っぷち精神でまた頑張ります」と伝えた。
ネッツはケビン・デュラントやカイリー・アービングら、スター選手が所属するファイナル進出候補。昨季はデュラントに負担が偏ったことでチームが機能せず、プレーオフではファーストラウンドでセルティックスに4連敗を喫した。昨季の途中にはベン・シモンズもトレードで加わった。このトリオを支える「3&D」(=3ポイントシューターとディフェンス)として、渡邊には期待がかかる。
過去にプレーしたグリズリーズやラプターズに比べても、タレントがそろい、大都市ニューヨークを本拠地に置くネッツでのプレーは大きな注目が集まる。
トレカジャーナル編集部