水泳の日本選手権、女子1メートル板飛び込み決勝が8月7日、日環アリーナ栃木で行われ、馬淵優佳が優勝した。元世界選手権代表の馬淵は昨年12月に現役復帰。2015年以来、7年ぶりに出場した日本選手権だった。
この日は1本目からトップに立ち、5本の演技をまとめ、合計242.90点。「2本目の105B(前宙返り2 回転半)は難易度が高いけど、そこで真っすぐに入れることができてよかった。7年ぶりに大会に出て、久しぶりに優勝できたことはうれしい」と笑顔を見せた。
2017年に競泳の瀬戸大也と結婚して、現役を引退。二児の母となり、昨年12月に現役復帰した。今回の大会は3メートル板飛び込みにも出場し、復帰後自己ベストで4位に入賞。東京五輪代表の榎本遼香とペアを組むシンクロ板では3組中2位になった。
「本当に何も出来ない状態から始めたので。想像出来なかった部分もあって、不安もあった。今振り返ると、よくやってきたなと思う。今までやってきた9か月というのは、間違ってなかったと感じた」と振り返った。
榎本遼香とのシンクロ板飛び込み、3メートル板でも、2024年パリ五輪出場は大きな目標になる。「オリンピックに出るまでの道のりは簡単じゃないと思うけど、周りのサポートがあって目指すことが出来ているので。何か結果として、皆さまにお見せできたらいいなと思っています」と自信も完全復活した。
7年ぶりの優勝後、MINTモールではBBM「2013 リアルヴィーナス」の30枚限定直筆サインが早速、売れた。9年前、まだ18歳の初々しい笑顔がまぶしい1枚。現役を離れていた5年間で、妻になり母になり、そして、さらに強くなった馬淵の笑顔をトレカでまた、観たい。
トレカジャーナル編集部
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