欧州チャンピオンズリーグ(CL)の1次リーグの試合日であった9月6日、ふたりのスター選手が今リーグ最初の試合で新記録を樹立した。
マンチェスター・シティのFWアーリング・ハーランドは1次リーグG組で、セビージャと対戦し2得点。4-0の快勝劇を演出し、CL出場がわずか20試合目ながら通算25得点に到達した。20試合で25得点は、ルート・ファンニステルローイとフィリッポ・インザーギの30試合での到達を大幅に塗り替える最速記録でとなり、22歳47日での達成はキリアン・エムバペの最年少記録も33日、更新した。
ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントから加入したハーランドにとっては移籍後最初のCL。それでも今季、プレミアリーグの6試合で2度のハットトリックを含む公式戦8戦12得点の快進撃を続ける「怪物」には関係なかった。「もう2、3点のチャンスがあった。とてつもない得点センスがある」とグアルディオラ監督は絶賛した。
ハーランドに最年少CL通算25得点の記録を破られたパリ・サンジェルマン(PSG)のFWキリアン・エムバペは1次リーグH組でユベントスと対戦。この日のチームの全得点となる2得点を決め、チームは2-0で勝利した。
過去8戦未勝利だった強敵・ユベントス相手に開始5分で先制点。ネイマールがゴール前に浮かせたボールに走り込み、右足の強烈なボレーで先制点。同22分にもアクラフ・ハキミとのワンツーから最後は右足で追加点、と独壇場だった。
23歳260日で欧州CL通算35得点とし、チームメイトのFWリオネル・メッシが持っていた最年少記録を47日、更新した。今季公式戦6戦9得点のエムベパはそれでも「やり続けることがある」と悲願のCL制覇へまだまだ満足していない様子だった。
ふたりの活躍はさっそく、TOPPS社のオンデマンドカード「Topps Now」でカードになった。
トレカジャーナル編集部